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飲んでみたいハワイの地ビール|定番銘柄とブルワリーの楽しみ方

📅 公開 2026年9月16日
飲んでみたいハワイの地ビール|定番銘柄とブルワリーの楽しみ方

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一日中ビーチで遊んだあとや、サンセットを眺めながらの一杯。ハワイにはご当地のクラフトビールがたくさんあって、スーパーやレストランのメニューにも地元の銘柄が並んでいます。トロピカルフルーツやココナッツ、ハワイ産の蜂蜜を使ったものなど、日本ではあまり見かけない個性的なビールに出会えるのも楽しみのひとつです。

この記事では、まず押さえておきたい定番銘柄と、ワイキキから行きやすいブルワリー(醸造所併設のパブ)を紹介します。あわせて、ハワイでお酒を飲むときのルールや、日本へ持ち帰るときの決まりもまとめます(2026年9月時点の情報です)。

お酒に関する注意: 日本では20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。ハワイ州では21歳未満の飲酒・購入が禁止されています。飲酒運転は法律で禁止されているので、レンタカーを運転する方は飲まないでください。

木のカウンターに並んだ色とりどりの小さなクラフトビールのグラスと、南国の果物やハイビスカスのイラスト

まず結論:迷ったらこの3本

銘柄スタイルどんな味わいどこで買える
ビッグウェーブ・ゴールデンエール(コナ)ゴールデンエール軽やかで飲みやすい定番スーパー、ABCストア、レストラン
ロングボード・アイランドラガー(コナ)ラガーすっきりした喉ごしスーパー、ABCストア、レストラン
ビキニブロンド・ラガー(マウイ)ヘレスラガー柔らかな飲み口スーパー、レストラン、ワイキキの直営店

どれもハワイのスーパーやABCストア、レストランで広く扱われている銘柄です。もう一歩踏み込みたい方は、ココナッツを使ったポーターや、パイナップルを使った小麦ビールなど、ハワイらしい素材を使ったものを選んでみてください。

押さえておきたいハワイの定番銘柄

コナ・ブリューイング(ハワイ島)

ハワイのビールといえば、まず名前が挙がるブランドです。看板銘柄はビッグウェーブ・ゴールデンエールとロングボード・アイランドラガーで、ほかにファイアロック・ペールエール、クアベイIPA、ノンアルコールのロングボードもあります(コナ・ブリューイング・ハワイ公式サイト(英語))。

ここで面白いのが、コナのビールは「ハワイ州内向け」と「アメリカ本土向け」で会社が分かれていることです。2020年に本土の事業とハワイの事業が分離され、ハワイの事業は独立した「コナ・ブリューイング・ハワイ」として運営されています。本土向けの同名ブランドは別の会社がオレゴン州などで醸造しているため、ハワイ滞在中にスーパーやレストランで飲むコナは、ハワイ島で造られたものということになります(米国ブルワーズ・アソシエーションによる独立クラフトブルワー認定の告知(英語))。せっかくなら現地で味わってみてください。

ハワイ島のカイルア・コナには醸造所とパブがあり、パブ限定の「バックヤード・バッチ」も楽しめます(毎日11:00〜21:00、コナ・パブの案内(英語))。

マウイ・ブリューイング(マウイ島)

キヘイに拠点を置くブルワリーで、通年の銘柄にはビキニブロンド・ラガー、ココナッツ・ヒヴァ・ポーター(ココナッツを焙煎して使った黒ビール)、パイナップル・マナ・ウィート(パイナップル果汁入りの小麦ビール)、ビッグスウェルIPAなどがあります(マウイ・ブリューイング公式サイト(英語))。ハワイらしい素材のビールを試すなら、ココナッツやパイナップルの銘柄が入口になりやすいでしょう。

ハワイ島・カウアイ島のブルワリー

  • ビッグアイランド・ブリューハウス(ハワイ島ワイメア): ハワイ産の蜂蜜を使ったゴールデンサバスや、ココナッツとコーヒーのホワイトマウンテン・ポーターなど。毎日11:00〜21:00(公式サイト(英語))
  • オラ・ブリュー(ハワイ島コナ・ヒロ): ビールに加えてサイダーやハードセルツァーも地元産の原料で造っています(公式サイト(英語))
  • カウアイ・アイランド・ブリューイング(カウアイ島): ポートアレンとコロア・ヴィレッジに店舗があります(ハワイ州観光局の紹介(英語))

なお、ハワイの古いブランド「プリモ」は現在、本土の企業パブスト・ブリューイングが保有しています。公式サイトに醸造地の記載がないため、「ハワイの地ビール」というより歴史のあるブランドとして楽しむのがよさそうです(プリモ公式サイト(英語))。

スーパーやドラッグストアで買う

ワイキキ周辺なら、ABCストア系列のお店、ロングス・ドラッグス、フードランドなどのスーパーで地ビールが買えます。お店によって品ぞろえの傾向が違うので、「1本ずつ試したい」のか「まとめ買いしたい」のかで選ぶと探しやすくなります。

写真と価格について: この章の写真は現地の売り場で撮ったもので、キャプションに撮影年月を入れています。値札の価格は撮影当時のもので、現在は変わっている可能性が高いです。おおよその目安としてご覧いただき、実際の価格は店頭の値札でご確認ください。品ぞろえもお店や時期によって変わります。

ハワイのローカル銘柄の缶ビールがぎっしり並ぶ売り場の棚
ABCストア系列のお店のビール売り場。オラ・ブリューやホノルル・ビアワークスなどローカル銘柄が並びます(2022年11月撮影)

1本ずつ試すならドラッグストアの冷蔵ケース

ロングス・ドラッグスの冷蔵ケースには、コナのロングボードやビッグウェーブ、ライト・ブロンドエール、ゴールドクリフIPAなどが1本単位で並んでいます。いろいろな銘柄を少しずつ試したいときに便利です。2023年5月の撮影時点では、19.2オンス(約568ml)の大きめの缶が1本3.79ドルでした。

冷蔵ケースに1本ずつ並ぶコナ・ブリューイングの缶ビールと値札
コナの主要銘柄が1本3.79ドル。値札に銘柄名が書かれています(2023年5月撮影)

値札に「with card」と書かれた特価は、お店の会員カードを持っている場合の価格です。カードがないときは通常価格になります。また、表示価格は税抜きで、会計時には州税(オアフ島は4.712%)と、後述するHI-5の預り金が加わります。

まとめ買いは6缶・12缶パックが割安

ホテルの部屋でゆっくり飲むなら、6缶パックや12缶パックのほうが1本あたりは安くなります。2023年5月の撮影時点では、ビッグウェーブの6缶パックが10.99ドル、ロングボードの12缶パックが特価で15.99ドルでした。

冷蔵ケースに積まれたビッグウェーブの6缶パックとロングボードの12缶パック
ビッグウェーブの6缶パックとロングボードの12缶パック。ハードセルツァーも並びます(2023年5月撮影)

スーパーではマウイ・ブリューイングが充実

フードランドなどのスーパーでは、マウイ・ブリューイングの銘柄がまとまって置かれていることが多く、パウハナ・ピルスナーやビッグスウェルIPAなど、店頭でしか見かけない銘柄にも出会えます。

スーパーの冷蔵ケースに並ぶマウイ・ブリューイングのパック商品
フードランドの冷蔵ケース。マウイ・ブリューイングのパックがずらりと並びます(2026年5月撮影)

日本や海外の銘柄も1本から買えます

滞在が長くなると、飲み慣れた味が恋しくなることもあります。ドラッグストアには日本のビールも置かれていて、2023年5月の撮影時点ではキリン一番搾りが1本3.49ドル、サッポロが1本3.99ドル(特価2.99ドル)、12缶パックは一番搾り16.49ドル、サッポロ19.49ドルでした。

冷蔵ケースに1本ずつ並ぶ輸入ビールの缶と値札
キリン一番搾りやサッポロも1本から買えます(2023年5月撮影)

瓶ビールも1本から選べて、ハイネケンやコロナ、青島などが撮影当時は3ドル前後で並んでいました。ハワイの地ビールと飲み比べてみるのも楽しいですよ。

冷蔵ケースに並ぶハイネケンやコロナなどの瓶ビールと値札
ハイネケンやコロナなどの瓶も1本単位。値札の「special」は会員カード価格です(2023年5月撮影)

なお、お店でお酒を買える時間や年齢のルールは、後半の「ハワイでお酒を飲むときのルール」にまとめています。

醸造タンクが見えるオープンエアのタップルームで、木のテーブルを囲んでビールを楽しむ人たちのイラスト

ワイキキから歩いて行けるブルワリー

店名場所醸造所併設特徴
ワイキキ・ブリューパブ1945 Kalakaua Ave○自家醸造7種前後、食事も充実
ワイキキ・ブリュー(カラカウア店)2155 Kalakaua Ave×開放的なビアガーデン
マウイ・ブリューイング ワイキキ店2300 Kalakaua Ave×タップ36種、ライブ音楽あり
スリーピークス・ブリューイング1778 Ala Moana Blvd○2025年開業の新しい家族経営

ワイキキ・ブリューイング・カンパニー

ワイキキ西端のカラカウア通り沿いにある本店は、醸造所を併設したブリューパブです。アロハスピリット・ブロンドエール、ハナホウ・ヘフェ、エーパーIPAなど自家醸造のビールを、バーガーやピザと一緒に楽しめます。営業は日〜木10:30〜23:00、金10:30〜24:00、土9:00〜24:00で、ハッピーアワーは毎日15:00〜17:00と21:00〜閉店です(公式サイト(英語))。ワイキキのほかのお店のハッピーアワーは「ハワイのハッピーアワー」で紹介しています。

ワイキキ中心部の2155カラカウア通りにも店舗があり、こちらは屋外のビアガーデンです(毎日11:00〜22:00)。

マウイ・ブリューイング ワイキキ店

アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテル内にある直営レストランです。タップは36種類あり、マウイ・ブリューイングの定番や限定のほか、ほかの独立系ブルワリーのビールも扱っています。ランチ11:00〜15:00、ディナー15:00〜23:00、毎日20:00からライブ音楽があります(公式サイト(英語))。カラカウア通り沿いで、ワイキキ滞在中いちばん立ち寄りやすいお店です。

スリーピークス・ブリューイング

2025年8月にオープンした家族経営のブルワリーで、アラモアナ通り沿いにあります。タップルームでの一杯のほか、グラウラー(持ち帰り用の容器)への詰め替えもできます(日〜木11:00〜22:00、金土11:00〜23:00、公式サイト(英語))。

少し足を延ばして行くブルワリー

カカアコの2軒

アラモアナセンターの西側、壁画で有名なカカアコ地区には2軒のブルワリーがあります。

  • アロハ・ビア・カンパニー(700 Queen St): 通年9種類のビールがあり、ビアガーデンは犬も一緒に入れます。醸造所のツアーやテイスティングもあります。月〜木11:00〜22:00、金11:00〜23:00、土日10:00〜23:00(公式サイト(英語))
  • ハナコア・ブリューイング(962 Kawaiahaʻo St): 毎週金曜に新作を出すスタイルで、行くたびにラインナップが変わります。月曜定休、火〜木12:00〜22:00、金土11:00〜23:00、日10:00〜21:00(公式サイト(英語))

カカアコの街歩きは「土曜限定!カカアコ・ファーマーズマーケットの歩き方」もどうぞ。

ホノルル・ビアワークス(カリヒ)

カカアコの人気店だったホノルル・ビアワークスは、2024年秋にカカアコの店を閉め、2025年にカリヒの新しい醸造所へ移転しました(1632 Hart St)。トロピカルフルーツや蜂蜜、コーヒーを使ったビールが特徴で、火・水14:00〜20:00、木〜土12:00〜20:00、日月定休です(公式サイト(英語))。古い情報のままカカアコへ行くとたどり着けないので注意してください。

ラニカイ・ブリューイング(カイルア)

カイルアのハマクア通りにある2015年創業のブルワリーです。ハワイ産とタヒチ産のバニラを使ったピルボックス・ポーターや、ピカケの花を使ったモク・インペリアルIPAなど、地元の素材を生かした銘柄があります。月〜金12:00〜22:00、土日11:00〜22:00(公式サイト(英語))。カイルアのビーチとあわせるなら「カイルア・ビーチ完全ガイド」もどうぞ。

コナ・ブリューイング ハワイカイ店

オアフ島東部のハワイカイ、ココマリーナ・センターにあるパブです。醸造所は併設していませんが、海辺の雰囲気の中でコナのビールと食事を楽しめます(毎日11:00〜20:00、公式サイト(英語))。予約は受け付けておらず、滞在は2時間までです。

ハワイでお酒を飲むときのルール

楽しく飲むために、知っておきたい決まりがあります。

21歳未満は飲めません。身分証は必携

ハワイ州法では、21歳未満の飲酒・購入・公共の場での所持が禁止されています(ハワイ州法 §281-101.5)。ホノルル市の酒類委員会の規則では、店は酒類を売る前に写真付きの公的な身分証を確認することになっていて、期限切れの証明書や学生証は認められません(ホノルル市酒類委員会の規則(PDF・英語))。日本の運転免許証が受け付けられるかは店によって判断が分かれるので、パスポートを持っていくのが確実です。

ビーチや公園では飲めません

ホノルル市の条例では、道路、歩道、公園での酒類の所持は、メーカー未開封の状態でなければ違法です(ROH §41-1.2)。市の条例では「公園」にビーチも含まれます。つまり、ビーチや公園でビールを開けて飲むことはできません。罰金または拘禁の対象になります。州立公園では、未開封でも許可なく持ち込むことが禁止されています。

車の中でも開けられません

ハワイ州法では、運転者だけでなく同乗者も車内で開封済みの容器を持つことが禁止されています。開封済みのものはトランクに入れる必要があり、条文ではグローブボックスは「運転者や同乗者がいる場所」とみなされます。展望台での飲酒も禁止されています(ハワイ州法 §291-3.1〜§291-3.3)。もちろん、飲酒運転は違法です。運転する方は飲まないでください。

買える時間は6:00〜24:00

ホノルル市(オアフ島)では、スーパーやコンビニなどの小売店が酒類を売れる時間は6:00〜24:00と決められています(ホノルル市酒類委員会の規則 §3-82-38.19)。深夜0時を過ぎると買えないので、ホテルで飲む分は早めに用意しておきましょう。

缶や瓶には5セントの預り金がつきます

ハワイ州には「HI-5」というリサイクル制度があり、ビールの缶や瓶には預り金5セント+手数料1セントが上乗せされています。飲み終えた容器をリデンプションセンターに持ち込むと、5セントが返ってきます(ハワイ州保健局のHI-5の案内(英語))。短い滞在では返金まではしなくても、ホテルやコンドミニアムのリサイクルに出すと無駄になりません。

お土産に持ち帰るときは

日本の税関によると、酒類の免税範囲は1本760ml換算で3本までです。20歳未満の方には酒類とたばこの免税範囲が適用されません(税関の免税範囲の案内)。免税範囲を超える分には、ビールを含む「その他」の区分で1リットルあたり200円の税金がかかります(税関の税額の目安)。

持ち運び方にも決まりがあります。アルコール度数24%以下のビールは、預け入れ・機内持ち込みとも数量の制限はありませんが、市販の容器のままである必要があります(国土交通省の危険物の案内(PDF))。ただし、機内に持ち込む場合は液体物の制限(100ml以下の容器)にかかるため、お土産のビールは預け入れ荷物に入れるのが基本です。保安検査後の免税店で買ったものは開封防止袋のまま持ち込めますが、アメリカ本土で乗り継ぐ場合は没収されることがあるので注意してください。

缶は瓶より割れにくく軽いので、お土産にするなら缶を選び、衣類で包んでおくと安心です。ほかのお土産選びは「ハワイのお土産おすすめ」でまとめています。

よくある質問

Q. スーパーで買うのとブルワリーで飲むの、どちらがおすすめですか?

両方楽しめます。スーパーやABCストアなら定番銘柄を安く買えて、ホテルのラナイでのんびり飲めます。ブルワリーでは、その場でしか飲めない少量生産のビールや、飲み比べセットを味わえます。滞在中に1回はブルワリーに行き、あとはスーパーで買う、という組み合わせがバランスよいでしょう。

Q. 日本語のメニューはありますか?

お店によります。メニューにビールのスタイル(IPA、ラガー、ポーターなど)とアルコール度数が書かれていることが多いので、好みのスタイルを覚えておくと選びやすくなります。飲み比べセット(フライト)があれば、少量ずつ試せます。

Q. 子ども連れでもブルワリーに入れますか?

多くのブリューパブは食事も出すレストラン形態で、家族連れも利用しています。ただし店によって方針が違うので、心配な場合は公式サイトで確認するか、ランチタイムなど早い時間帯に行くとよいでしょう。

Q. ビーチでビールを飲んでいる人を見かけますが?

ホノルル市の条例では、ビーチを含む公園での開封済みの酒類の所持は違法で、罰金や拘禁の対象になります。実際にどう取り締まられているかにかかわらず、旅行者は避けるのが安全です。

Q. ノンアルコールの選択肢はありますか?

あります。コナのロングボードやマウイ・ブリューイングのマウイライトには、ノンアルコールの製品があります。運転する方や、お酒を飲まない方と一緒でも楽しめます。

まとめ

ハワイの地ビールは、定番のビッグウェーブやロングボード、ビキニブロンドから、ココナッツやパイナップル、ハワイ産の蜂蜜を使った個性的な銘柄まで幅広くそろっています。ワイキキの徒歩圏にもブルワリーが複数あり、カカアコやカイルアまで足を延ばせば、その場でしか飲めない一杯にも出会えます。飲める年齢や場所のルールを守りながら、ハワイらしい一杯を楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人: もんちゅ

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