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航空券もホテルも予約して、あとは出発を待つだけ——と思っていたら「ESTAって申請した?」と聞かれてドキッとした経験はありませんか。ハワイはアメリカの州なので、日本のパスポートでビザを取らずに観光で行く場合も、出発前にESTA(エスタ)の申請が必要です。承認がないと飛行機に乗れないため、旅行準備のなかでも忘れてはいけない手続きのひとつです。この記事では、米国税関・国境警備局(CBP)の公式サイトと在日米国大使館の案内をもとに、ESTAの料金・申請の流れ・よくある落とし穴をまとめました。

まず結論:ESTAのポイントまとめ
| 項目 | 内容(2026年9月時点) |
|---|---|
| ESTAとは | ビザ免除プログラムで渡米する人向けの電子渡航認証。ハワイ(ホノルル)行きも対象 |
| 対象 | 日本国籍などビザ免除プログラム参加国の方で、観光・短期商用で90日以内の滞在 |
| 料金 | 1人 $40.27(審査料$10.27+承認時に$30.00)。却下された場合は審査料$10.27のみ |
| 申請先 | 公式サイト esta.cbp.dhs.gov または公式アプリ「ESTA Mobile」 |
| 申請タイミング | 航空券を予約したとき、遅くとも出発の72時間以上前が推奨 |
| 有効期間 | 承認日から2年間(その前にパスポートが切れる場合はパスポートの有効期限まで) |
| 入力の目安 | 1人あたり平均約23分 |
料金・有効期間・支払い方法はESTA公式サイトのFAQ、申請タイミングは在日米国大使館のESTA案内に基づいています。料金や手続きは変更されることがあるため、申請前に公式サイトで最新情報を確認してください。
ESTAが必要な人・ESTAでは渡航できない人
赤ちゃんを含め、ビザなしで渡航する全員が必要です
ビザ免除プログラムで渡米する人は、年齢に関係なく一人ひとりに承認済みのESTAが必要です。公式FAQでは、航空券を持たない乳幼児(ひざの上に乗せる赤ちゃん)にも必要とされています。本人以外(家族など)が代わりに申請することも認められているので、お子さんの分は保護者が入力して問題ありません。
ESTAではなくビザが必要になるケース
次に当てはまる方は、ESTAを使ったビザなし渡航ができず、ビザの申請が必要です。
- 滞在が90日を超える、または観光・短期商用以外の目的で渡米する
- 2011年3月1日以降に、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航・滞在したことがある(一部の公務は例外あり)
- 2021年1月12日以降にキューバに渡航・滞在したことがある
- ビザ免除プログラム参加国の国籍と、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリアのいずれかの国籍をあわせ持つ二重国籍の方
詳しい条件は在日米国大使館のESTA案内で確認できます。当てはまるか判断に迷う場合は、自己判断せず公式の案内を確認しましょう。
申請前に手元に用意しておくもの
入力の途中で探し物をしなくて済むように、次のものを準備してから始めるとスムーズです。
- IC旅券(パスポート): 日本のパスポートは、米国入国日から帰国日まで有効である必要があります
- メールアドレス: 申請番号や結果の通知、有効期限切れの案内が届きます
- 支払い手段: クレジットカード・デビットカード(Visa、Mastercard、American Express、Discover/JCB/Diners Club)またはPayPal
- 自宅の住所・電話番号、勤務先の情報
- 米国内の連絡先: 具体的な旅行日程は必須ではありませんが、米国内の連絡先の入力が求められます。滞在先の住所がわからなければホテル名でも入力できるので、予約済みのホテル名と住所を控えておきましょう
- 緊急連絡先(日本の家族など)の電話番号・メールアドレス
公式アプリ「ESTA Mobile」で申請する場合は、スマホのカメラでパスポートを読み取り、本人確認用の自撮り(セルフィー)を撮影する流れになります。
ESTA申請の流れ(6ステップ)

1. 公式サイトまたは公式アプリを開く
ブラウザで申請する場合は、アドレスが esta.cbp.dhs.gov であることを必ず確認します。末尾が「.gov」の米国政府のサイトです。日本語表示にも切り替えられます。
2. 個人申請かグループ申請かを選ぶ
家族や友人の分をまとめて申請するなら「グループ申請」が便利です。1回の支払いで最大50件まで申請でき、グループ内の全員が一緒に旅行する必要もありません。
3. パスポート情報・本人情報を入力する
パスポートの情報、氏名、生年月日、住所、勤務先、米国内の連絡先などを入力します。パスポートの記載と1文字でも違うとトラブルのもとになるので、ローマ字のつづりや番号は特に丁寧に確認しましょう。
4. 適格性に関する質問に「はい/いいえ」で答える
病歴や犯罪歴、過去の渡航歴などを問う質問が続きます。在日米国大使館は、入力の誤りでESTAが却下された場合は大使館・領事館でのビザ面接が必要になると案内しています。急いで「はい」を選んでしまわないよう、質問文を落ち着いて読んでから回答してください。
5. 内容を確認して支払う
入力内容の確認画面で間違いがないかチェックし、$40.27を支払います。支払いが完了するまで申請は審査に回りません。カード会社やPayPal側で手数料がかかる場合、その分はCBPの負担対象外です。
6. 申請番号を控えて、結果を確認する
支払い後に表示される申請番号は、ステータス確認に使うので必ず保存しておきます。承認されると「Authorization Approved」と表示されます。すぐに結果が出ず保留(Pending)になることもあり、その場合も公式サイトの「Check ESTA Status」から、パスポート番号・生年月日・申請番号などを入力して状況を確認できます。
SNS情報の入力について
申請画面にはSNS(ソーシャルメディア)のアカウントを尋ねる項目があります。公式FAQでは回答を任意とする扱いですが、2025年12月には、CBPが米国の官報(Federal Register)で、過去5年分のSNS情報をESTAの必須項目にする方針を公告しています(Federal Registerの公告)。取り扱いが変わる可能性があるので、申請時点の画面の案内に従って入力してください。
偽サイト・高額な代行業者に注意
「ESTA 申請」で検索すると、公式サイトとよく似たデザインで、手数料を上乗せして申請を代行するサイトが表示されることがあります。在日米国大使館も、情報提供料や申請手数料を求める模倣サイトは米国政府とは無関係だと注意を呼びかけています。
- 公式の料金は1人$40.27(2026年9月時点)。これより高い金額を請求されたら、公式サイトではない可能性があります
- CBPの公式FAQによると、代行サイトに支払った料金をCBPが返金することはできません
- すでに代行サイトで申請してしまった場合は、申請番号を使って公式サイトで自分のESTAが登録されているか確認することが勧められています
検索結果の上部に表示される広告リンクから開くのではなく、アドレスバーに直接「esta.cbp.dhs.gov」と入力するか、公式アプリを使うと安心です。
承認後に知っておきたいこと
- 有効期間内なら再申請は不要: 2年の有効期間内であれば、ハワイに何度行っても同じESTAを使えます。承認画面に有効期限が表示されるので、スクリーンショットなどで控えておきましょう
- 再申請が必要になるケース: パスポートを新しく取得した、氏名・性別・国籍が変わった、前回の適格性質問への回答が変わった、といった場合は再申請が必要です
- 更新・延長はできない: 有効期限が近づくと(30日以内)通知メールが届きますが、延長の手続きはなく新しく申請し直す形になります
- 滞在中に期限が切れても大丈夫: ESTAは米国に到着(入国)する時点で有効であればよいとされています
- 承認=入国の保証ではない: ESTAは搭乗前の事前審査です。最終的な入国の可否は、到着後の入国審査で判断されます
出発直前にパスポートを更新した方は、以前のESTAが新しいパスポートでは使えないので特に注意してください。
ESTAと一緒に済ませたい出発前の準備
ESTAの申請が終わったら、現地で困らないための準備もあわせて進めておくと安心です。
- スマホの通信手段: ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)で到着後すぐにSIMカードを買う前提にせず、日本にいるうちにeSIMや海外Wi-Fiを用意しておくのがおすすめです。eSIMの選び方は「ハワイ旅行のeSIMおすすめは?trifaの料金と使い方」でまとめています
- クレジットカード: ESTAの支払いにも現地の買い物にもカードは欠かせません。ハワイで使いやすいカードの特典は「JCB CARD Wの特典まとめ」や「三井住友カード ゴールド(NL)」の記事を参考にしてください。海外旅行保険はカードごとに付帯条件が異なるので、出発前に必ず確認しましょう
- 現地の移動手段: ザ・バスやトロリーを使ったルートは「ザ・バスで行くカハラ方面1Dayプラン」などのモデルプランで紹介しています
トリファ(trifa)
ハワイに着いてすぐスマホを使えるよう、出発前に通信を準備しておける。物理SIMの差し替え不要でQRコードから設定でき、対応機種なら日本で開通まで済ませられる。
公式サイトで詳しく見る※ 特典・料金は変更される場合があります。最新情報はリンク先でご確認ください。
よくある質問
Q. 航空券を買う前にESTAを申請してもいいですか?
はい、申請できます。公式FAQでは、申請時点で具体的な旅行日程は必須ではないとされています。ただし米国内の連絡先(ホテル名など)の入力が求められます。在日米国大使館は、航空券の予約時に申請するか、少なくとも出発の72時間以上前に申請することを強く勧めています。
Q. 出発当日に申請しても間に合いますか?
在日米国大使館は、出発日当日の申請は搭乗前に承認を得られないリスクがあると案内しています。承認済みのESTAがないと搭乗を断られるため、ぎりぎりの申請は避けましょう。
Q. 前回のハワイ旅行で取ったESTAはまだ使えますか?
承認日から2年以内で、そのとき登録したパスポートをそのまま使うなら、再申請は不要です。パスポートを更新した場合や、有効期限が切れている場合は新たに申請してください。有効期限は公式サイトのステータス確認で調べられます。
Q. 申請が却下されたらどうなりますか?
ESTAが承認されない場合はビザ免除プログラムを使った渡航ができないため、米国大使館・領事館でビザを申請することになります。なお在日米国大使館は、ESTA拒否の詳細について大使館・領事館では回答できないと案内しています。出発日が近いと間に合わない可能性があるので、早めの申請が大切です。
まとめ
ESTAは、ハワイ旅行の準備のなかでも「これがないと飛行機に乗れない」大切な手続きです。公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)か公式アプリから、1人$40.27(2026年9月時点)で申請でき、承認されれば2年間有効です。航空券を予約したタイミングで、家族全員分をまとめて申請しておくと安心です。料金や質問項目は変更されることがあるので、申請の前にはESTA公式サイトと在日米国大使館の案内で最新情報を確認してください。
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