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ハワイの入国審査ガイド【2026年版】流れ・必要書類・税関申告

📅 公開 2026年9月16日
ハワイの入国審査ガイド【2026年版】流れ・必要書類・税関申告

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長いフライトを終えてホノルル空港に降り立つと、最初に待っているのが入国審査です。「英語で何を聞かれるんだろう」「申告書はどう書けばいいの」と不安になる方も多いのではないでしょうか。手続き自体はシンプルですが、2025年から2026年にかけて変わった点がいくつかあり、古い情報のままだと戸惑うことがあります

この記事では、飛行機を降りてから空港の外に出るまでの流れを、米国税関・国境警備局(CBP)やホノルル空港の公式情報をもとに解説します。ESTAの申請方法は「ESTA(エスタ)申請ガイド」で紹介しているので、あわせてご覧ください(2026年9月時点の情報です)。

travelers with suitcases waiting in an airport immigration hall, a friendly officer at a counter, tropical plants and a window showing palm trees and blue sky, calm and bright atmosphere

まず結論:到着から外に出るまでの流れ

順番場所やること
1機内ハワイ州の農業申告書(配布される)を記入。米国の税関申告書が配られたら記入
2入国審査パスポートを提示し、顔写真の撮影。初めての渡航なら指紋も採取
3荷物受取預けた荷物を受け取る。植物検疫官が農産物を確認
4税関検査申告書を渡すか、口頭で申告。荷物を検査されることもある
5出口到着ロビーへ

CBPの案内でも、入国審査 → 荷物受取 → 税関検査の順であることが示されています(CBPの検査の流れ(PDF・英語))。

1. 到着前に用意しておくもの

パスポートとESTA、そして復路の航空券

ビザなしでハワイへ行く場合、CBPが示す条件には、帰国便または第三国へ向かう航空券を持っていること、パスポートが滞在予定期間+6か月以上有効であることが含まれます(CBPのビザ免除プログラムの要件(英語))。片道航空券だけでは入国できないので注意してください。

また、ESTAの承認は入国を保証するものではありません。CBPは「ESTAによる承認は、渡航者が入国を許可されるかどうかを決めるものではない」「入国地に到着したすべての人はCBP職員の審査を受ける」と明記しています(CBPのKnow Before You Go(英語))。

滞在先の住所を控えておく

申告書には滞在先(ホテル名や住所)と渡航目的を書く欄があります。予約確認書をスマホに保存しておくか、メモしておくとスムーズです。

機内で配られる書類は2種類あります

  • ハワイ州の農業申告書: ホノルル空港の公式サイトによると、ハワイ州農務省は、植物・動物・農産物を持っている到着客に対し、機内で配布される農業申告書での申告を求めています。この用紙は記入して提出する必要があります(ホノルル空港の農業検査の案内(英語))
  • 米国の税関申告書(CBP Form 6059B): 紙の申告書は廃止されていませんが、口頭での申告やアプリでの申告に置き換わる場合があります。申告書は家族単位で1枚でよいことが様式に明記されています(CBP Form 6059B(PDF・英語))

2. 入国審査:顔写真は全員が対象になりました

入国審査では、パスポートを提示し、顔写真を撮影します。CBPは全米の国際空港で顔認証(Simplified Arrival)の導入を完了しており、過去に米国へ渡航したことがある外国人は、指紋の提供が不要になる場合があると説明しています(CBPの発表(英語))。初めての渡航では指紋を採取されると考えておきましょう。

**2025年12月26日からは、顔写真の撮影に関する年齢の免除がなくなりました。**これまでは14歳未満と79歳を超える人が対象外でしたが、規則の改正により、すべての外国人が入出国時に撮影の対象となります(米国国土安全保障省の最終規則(英語))。赤ちゃん連れやご高齢の方と旅行する場合も、全員が撮影を受けることになります。

なお、顔認証を断れるのは米国市民だけで、日本国籍の旅行者は対象から外れることはできません

聞かれること

審査官からは、渡航の目的や滞在日数、滞在先などを尋ねられます。申告書の記入項目でもあるので、「観光(sightseeing)」「◯日間」「ホテル名」を英語で言えるようにしておけば十分です。答えに詰まったら、予約確認書を見せても構いません。

3. MPCアプリが使えるかもしれません(2回目以降の渡航)

CBPの「Mobile Passport Control(MPC)」アプリは、対象の旅行者が入国審査の質問にスマホ上で事前に回答できる無料の仕組みです。ホノルル空港も対応空港に含まれています(CBPのMPCの案内(英語))。

  • 対象: 米国市民、永住者、カナダの短期訪問者、そしてESTAで再訪するビザ免除プログラムの渡航者
  • 初めて米国に渡航する方は対象外です
  • 着陸の4時間前から、自撮り写真と質問への回答を送信できます
  • 1台の端末で最大12人まで登録できます
  • 紙の税関申告書の記入が不要になり、到着後は専用のMPCレーンに並びます
  • 事前登録や審査、料金は不要です

一方で、以前あった自動入国審査端末(APCキオスク)は廃止されました。連邦官報にも「APCプログラムの終了に伴い」と記載されています(連邦官報の告示(英語))。キオスクで手続きすると書かれた古い記事を見かけたら、情報が更新されていないと考えてください。

a baggage claim area at a tropical airport with suitcases on a carousel, a beagle detector dog sniffing luggage with a smiling inspector, plumeria decorations, bright illustration

4. 荷物受取と税関検査

ハワイならではの農産物チェック

荷物を受け取るエリアには、ハワイ州の植物検疫官が待機していて、農産物を確認します。また、申告したくない農産物を捨てるための「アムネスティ・ボックス」が、荷物受取エリアへ下りるエスカレーターの下に設置されています(前述のホノルル空港の案内)。

申告しないと罰金の対象になります

果物、野菜、植物、種、肉製品、動物由来の製品などは、必ず申告が必要です。CBPは、農産物を申告しなかった場合の民事罰は初回で300ドル、2回目は500ドルになると案内しています(CBPの持ち込み制限の案内(英語))。

大切なのは、罰則は「持ち込めないものを持っていたこと」ではなく「申告しなかったこと」に科されるという点です。判断に迷うものは、正直に申告しましょう。日本のお菓子やカップ麺も、肉エキスが入っていると持ち込めないことがあります。

現金は1万ドルを超えたら申告

現金や小切手などを1万ドル(外貨を含む合計)を超えて持ち込む場合は、法律により報告書(FinCEN 105)の提出が必要です。申告しなかった場合は全額の差し押さえや罰則の対象になることがあります(前述のCBP Form 6059B)。家族やグループの場合は合計額で判断されます。

大麻は持ち込めません

ハワイ州では医療用の大麻が認められていますが、空港は連邦の管轄で、連邦法では大麻は違法です。CBPは、国境での所持が押収・罰金・逮捕につながり、入国の可否にも影響しうると説明しています(CBPの案内(英語))。外国籍の旅行者にとっては入国拒否のリスクになるため、絶対に持ち込まないでください。

スマホやパソコンを調べられることはある?

CBPは、入国するすべての人と荷物が検査の対象になるとしたうえで、2025会計年度に電子機器を検査された旅行者は、到着した国際旅行者の0.01%未満だったと公表しています(CBPの電子機器の検査に関する案内(英語))。まれなケースではありますが、求められた場合は機器を提示する義務があります。

5. 待ち時間の目安

CBPは空港ごとの入国審査の待ち時間を公開しています(CBPのAirport Wait Times(英語))。ホノルル空港の2026年8月1日〜9月7日のデータを集計すると、米国籍以外の旅行者の待ち時間は平均で約20分、最も長い記録は96分でした。

日本からの便が集中する午前9時台〜11時台がいちばん混み合い、この2時間で米国籍以外の到着客のおよそ6割が集中しています。乗り継ぎの予定がある方や、レンタカーの受け取り時間を決めている方は、余裕を持っておくと安心です。

6. I-94(出入国記録)は電子化されています

かつて記入していた緑色のI-94Wカードは廃止され、出入国の記録は電子的に管理されています。CBPは「外国人旅行者は紙のI-94の記入が不要になった」と案内していて、記録はI-94のサイトで自分で確認・印刷できます(CBPのI-94の案内(英語))。滞在資格の証明が必要になったときや、過去の渡航履歴を確認したいときに使えます。

7. 2025〜2026年に変わったこと

変更点内容時期
ESTAの料金21ドル → 40ドルに改定後、物価調整で40.27ドル(不承認の場合は10.27ドル)2025年9月30日/2026年1月1日
顔写真の年齢免除14歳未満・79歳超の免除が撤廃され、全外国人が対象に2025年12月26日
APCキオスクプログラムが終了2026年時点で廃止済み
MPCの対象拡大ESTAでの2回目以降の渡航者が利用可能に実施済み
ESTA申請時の自撮り写真パスポート写真に加えて本人の顔写真の提出が必要実施済み
CBPのアプリ旅行者向け機能は新アプリ「CBP Link」へ。CBP Homeは自主帰国専用に2025年6月16日

ESTA申請時のSNS情報の提出義務化や、申請をアプリに一本化する案も連邦官報で示されていますが、2026年9月時点ではESTAの公式サイトからの申請が引き続き可能です。料金や申請方法は変わることがあるので、申請の前にESTA公式サイトで最新の案内を確認してください。

8. 日本に帰国するときの手続き

日本の税関は、入国(帰国)するすべての人に「携帯品・別送品申告書」の提出を求めています。そのうえで、Visit Japan Webを使った電子申告を推奨しています(税関の申告書の案内)。つまり、申告そのものは必須で、Visit Japan Webは必須ではなく「早く済ませるための手段」という位置づけです。

電子申告ゲートが使えるのは、新千歳、成田、羽田、中部、関西、福岡、那覇の7空港です。利用にはICパスポートが必要で、家族であっても1人ずつ手続きをします(身長100cm未満のお子さまは家族と一緒に利用)(税関の電子申告ゲートの案内)。アメリカの税関申告書が家族で1枚なのとは逆なので、覚えておくと戸惑いません。

お土産の持ち帰りで気をつけたいことは「ハワイのお土産おすすめ」でまとめています。

よくある質問

Q. 英語が話せなくても大丈夫ですか?

渡航目的と滞在日数、滞在先を伝えられれば十分です。「Sightseeing(観光)」「Five days(5日間)」とホテル名が言えれば足ります。聞き取れないときは、予約確認書やメモを見せても構いません。

Q. 入国審査にはどのくらい時間がかかりますか?

CBPが公開しているデータを2026年8月〜9月で集計すると、ホノルル空港の米国籍以外の旅行者の待ち時間は平均で約20分でした。ただし日本便が集中する午前中は長くなる傾向があり、1時間を超える記録もあります。

Q. 子どもも顔写真を撮られますか?

2025年12月26日の規則改正で年齢による免除がなくなったため、お子さまも対象になります。

Q. 税関申告書は家族で1枚ですか?

アメリカの申告書(CBP Form 6059B)は、同居の家族であれば1枚で構いません。ただしハワイ州の農業申告書は機内で配られるものなので、案内に従って記入してください。日本帰国時の電子申告ゲートは、家族でも1人ずつ手続きが必要です。

Q. 日本のお菓子を持っていっても大丈夫ですか?

肉類が使われていない菓子類は持ち込めることが多いですが、判断に迷うものは必ず申告してください。申告せずに見つかった場合、初回で300ドルの罰金の対象になります。

Q. ESTAがあれば必ず入国できますか?

いいえ。CBPは、ESTAの承認は入国の可否を決めるものではないと明記しています。入国の可否は、到着時に審査官が判断します。

まとめ

ホノルル空港の入国審査は、入国審査 → 荷物受取 → 税関検査というシンプルな流れです。用意しておくのは、パスポートとESTAの承認、復路の航空券、そして滞在先の情報。機内でハワイ州の農業申告書が配られたら忘れずに記入し、食品や農産物は正直に申告しましょう。2025年から2026年にかけて、顔写真の年齢免除の撤廃やAPCキオスクの廃止など変わった点があるので、出発前に最新の案内を確認してみてください。手続きを終えれば、待っているのはハワイの空気です。

持ち物全体の準備は「ハワイ旅行の持ち物リスト」、空港からワイキキへの移動は「ザ・バスの乗り方ガイド」も参考にどうぞ。

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もんちゅ
この記事を書いた人: もんちゅ

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