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サンゴ礁の上を色とりどりの魚が泳ぐ、オアフ島でも屈指の人気を誇るシュノーケリングスポット「ハナウマ湾」。ワイキキから車で30分ほどの近さなのに、「当日行ったら入れなかった」「予約サイトが数分で埋まった」という声が絶えない場所でもあります。理由は、ハワイ州の住民以外は原則として事前予約が必要で、しかも予約が開くのが**訪問日の2日前の朝7時(ハワイ時間)**と直前だからです。
この記事では、ホノルル市の公式案内をもとに、予約サイトの手順、料金、営業時間、予約が取れなかったときの選択肢、ワイキキからの行き方、当日の流れと持ち物までを整理します(2026年9月時点)。同じく予約が必要なダイヤモンドヘッド登山の予約方法もあわせてどうぞ。

まず結論:予約の基本ルール早見表
| 項目 | 内容(2026年9月時点) |
|---|---|
| 予約が必要な人 | ハワイ州の住民以外(米軍の現役軍人とその家族は無料だが予約推奨) |
| 予約先 | ホノルル市の公式予約サイト(web5.hnl.info の予約ページ) |
| 予約が開く時刻 | 訪問日の2日前の朝7時(ハワイ時間)。前日の23:59(ハワイ時間)で受付終了 |
| 入場料 | 13歳以上1人25ドル+オンライン手数料2.35%。12歳以下は無料 |
| 駐車料金 | 車1台3ドル(ハワイ州民は1ドル) |
| 営業日 | 水曜〜日曜。月曜・火曜は休園。クリスマスと元日も休園 |
| 入場できる時間 | 6:45〜13:30。15:30にビーチから上がり、16:00までに退園 |
| 教育ビデオ | 入場のたびに全員が視聴(約10分) |
| 予約が取れなかったら | 当日券(全体の約25%、先着順)か、公式シャトル付きパッケージ |
| 返金 | 原則なし(園が閉鎖された場合を除く)。予約の譲渡も不可 |
出典: ホノルル市公園局のハナウマ湾公式ページ(英語)。押さえるべきは3点です。2日前の朝7時にスマホを開く、月・火曜は休み、13:30までに入場する。この3つを旅程に組み込めば、あとは当日の流れにそって進むだけです。
ハナウマ湾はどんな場所?
ハナウマ湾は、火山の噴火口の片側が海に削られてできた三日月形の湾です。1967年にハワイ州で最初の海洋生物保護区(Marine Life Conservation District)に指定され、1970〜80年代には1日1万人が訪れるほどの人気で環境が傷んだため、1990年から入場制限・魚の餌やり禁止・訪問者教育を柱にした管理が始まりました(ハワイ大学シーグラントのハナウマ湾教育プログラムの歴史(英語))。入場前に全員がビデオを見るのも、現在の予約制も、この「守りながら見せる」方針の延長にあります。

湾の内側は外洋の波がリーフでさえぎられるので、水面は穏やかで浅く、泳ぎに自信がない人でも岸の近くで魚を見られます。ワイキキのビーチより魚が多いと言われ、シュノーケリング初心者にこそ向いている場所です。
予約の手順:公式サイトでの流れ
予約はホノルル市の公式予約サイト(web5.hnl.info のハナウマ湾予約ページ)で行います。英語のみですが、選ぶ項目は少なめです(2026年9月時点の流れ。画面は変わることがあります)。
- 時刻を合わせる: 予約は**訪問日の2日前の朝7時(ハワイ時間)**に開きます。公式ページの例では「水曜日の予約は月曜の朝7時に開き、火曜の23:59に締め切り」です。ハワイ時間の朝7時は日本時間の翌日午前2時にあたるので、日本から取るなら「訪問日の前日の深夜2時」、現地にいるなら「2日前の朝7時」と覚えておきましょう
- 日付と時間枠を選ぶ: 時間枠は入場(ビデオ視聴)の開始時刻です。人気の枠は開放から数分で埋まるので、7時の少し前にページを開き、第2・第3候補の枠も決めておきます
- 人数を入れる: 1回の予約で取れるのは、大人(ハワイ州民以外・現役軍人)5人と子ども5人までです。12歳以下は無料ですが人数に含めます
- 支払う: 入場料25ドルにオンライン手数料2.35%が加わり、クレジットカードで前払いします
- 確認メールを保存する: 当日は入口の窓口で予約を確認します。スマホの画面か印刷を用意し、大人は身分証(パスポートなど)も持っておくと安心です
公式ページには「支払いは園が予期せぬ事情で閉鎖された場合を除いて返金しない」「予約は他人に譲渡できない」と明記されています。旅程が固まってから取り、家族の人数は正確に入れましょう。

予約が取れなかったときの3つの選択肢
1. 当日券(ウォークイン)を狙う 公式ページによると、入場枠の約25%は予約なしの来園者のために残されていて、先着順で配られます。配布は駐車場ゲートが開く6:45から。繁忙期の6:45〜7:10は商用駐車場の窓口で車に乗ったまま受け取るドライブスルー方式で、グループ全員がそろっていないと受け取れません。人数が限られ、春〜夏の繁忙期はすぐになくなるので、「取れたら行く」くらいの気持ちで、朝いちばんに向かうのが条件です。
2. 公式シャトル付きパッケージを使う 2025年11月から、ホノルル市と契約したロバーツハワイが、ワイキキ・アラモアナ発の送迎と入場をセットにしたパッケージを販売しています。1日400枚で、60日前から予約でき、ビデオはバスの中で見るので現地の視聴の列に並ばずに入れます。料金は大人(13歳以上)65ドル、子ども(3〜12歳)40ドル、ホノルル動物園の入園付きは大人86ドル・子ども53ドル(2026年9月時点。ロバーツハワイの案内ページ(英語)、ホノルル市公園局の発表(英語))。ワイキキの複数の乗り場から朝6時台〜11時台に4便出ています。48時間前を過ぎるとキャンセル料が全額になるので、天候と体調を見て決めてください。入場料だけなら25ドルですから、差額は「送迎代と確実に入れる安心料」と考えるとわかりやすいでしょう。
3. 日本語ツアーに参加する 日本の旅行会社や現地ツアー会社もハナウマ湾のツアーを催行しています。入場の手配が含まれているかどうか、ビデオ視聴の扱い、集合時間を申し込み前に確かめてください。予約は各社のサイトで行います。
料金と営業時間
| 区分 | 料金(2026年9月時点) |
|---|---|
| 入場料(ハワイ州民以外、13歳以上) | 1人25ドル+オンライン手数料2.35% |
| 12歳以下 | 無料(予約の人数には含める) |
| ハワイ州民 | 無料・予約不要(州のID提示) |
| 米軍の現役軍人とその家族 | 無料(軍のID提示)。予約は推奨 |
| 駐車 | 車1台3ドル(ハワイ州民1ドル) |
営業は水曜〜日曜で、入場は6:45〜13:30。15:30にビーチから上がり、16:00までに全員が退園します。月曜・火曜、クリスマス(12月25日)、元日(1月1日)は休園です。園内の設備の営業時間は、シュノーケル用具のレンタルが7:00〜15:00、軽食の売店が8:30〜14:00、ギフトショップが8:00〜15:30で、いずれもカード払いのみ(公式ページの記載)。料金は今後変わることがあるので、予約時に画面に出る金額が最新です。
2026年8月の休園と、2027年初めの再休園予定
ハナウマ湾は2026年8月3日から下水設備の更新工事で休園し、当初8月12日の再開予定が1週間延びて8月19日に再開しました。工事は2027年夏の完了予定で、新しい設備を切り替える2027年初めにもう一度休園する予定です(日程は後日発表。ホノルル市公園局の発表、2026年7月2日(英語)、Hawaii News Now、2026年8月5日(英語))。2027年の年明け〜春に訪れる予定の方は、出発前に公式ページで休園日を確かめてください。
ワイキキからの行き方
ワイキキからは東へ約16km。車なら30分前後です。ハナウマ湾へ乗り入れる市バスがなくなった今、現実的な選択肢は「車」「配車アプリ・タクシー」「公式シャトル」の3つです。

レンタカー
ワイキキからカラニアナオレ・ハイウェイを東へ進み、ハワイカイの先の坂を上った右手が入口です。駐車場は約280台で、車1台3ドル。満車になると入れないので、朝の早い時間枠を取って向かうのが安心です。入場の予約は駐車場の確保とは別なので、予約があっても満車のときは近くに停める場所を探すことになります。運転の基本は「ハワイのレンタカーガイド」を参考にしてください。
配車アプリ・タクシー
Uber・Lyftやタクシーで入口まで行けます。帰りは、入口付近で配車を呼ぶか、あらかじめ時間を決めて迎えを頼んでおくと安心です。駐車料金はかかりません。
公式シャトル(ロバーツハワイ)
前述のとおり、入場料込みのパッケージがワイキキの乗り場から出ています。バスの中でビデオを見て、着いたらそのままビーチへ下りられるのが最大の利点です。
ザ・バス
ホノルル市の公式ページには「ハナウマ湾に乗り入れる市バスは廃止された」と書かれています。以前は22番「ビーチバス」が入口の上のバス停まで走っていましたが、ザ・バス公式の路線一覧(2026年9月時点)に22番はありません。ハワイカイ方面へ行く23番は、2026年8月23日改定の時刻表ではカハラモール〜ハワイカイ〜シーライフパークの運行で、ワイキキには入らず、ハナウマ湾の前も通りません(ザ・バス公式の路線一覧(英語)、23番の時刻表(PDF・英語))。ワイキキからバスで行くなら、カハラモールやハワイカイで乗り換えたうえで、最寄りのバス停から坂道を20分以上歩くことになります。バスに慣れた人向けなので、初めてなら上の3つをおすすめします。バスの乗り方そのものは「ザ・バスの乗り方ガイド」をどうぞ。
当日の流れ
- 入口の窓口へ: 予約の時間枠に合わせて到着します。公式ページには「遅れた予約も13:30より前なら受け付ける」とありますが、繁忙期は列ができるので時間枠の前に着いておくのが確実です
- 教育ビデオを見る: 海洋教育センターの劇場で約10分のビデオを見ます。サンゴを傷めない泳ぎ方や禁止事項の説明で、滞在中の入場のたびに視聴が必要です(公式シャトル利用者はバスの中で視聴済み)
- 坂を下ってビーチへ: 入口からビーチまでは坂道です。歩いて5分ほどで、トラムも走っています(運行時間は現地の掲示で確認を)
- 用具を借りて海へ: ビーチにレンタル小屋、ロッカー、シャワー、トイレがあり、ライフガードが常駐しています。レンタルとロッカーはカード払いのみです
- 15:30までに上がる: 帰りの坂は上りなので、トラムに乗るなら早めに列へ。16:00には園を出ます

朝いちばんの枠は水が澄んでいて人も少なく、昼に近づくほど混んで水が濁りやすくなります。予約が選べるなら、6:45〜8:00台の枠が狙い目です。
持ち物とルール
日焼け止めは「リーフセーフ」を
ハワイ州では2021年1月から、サンゴに有害とされるオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの販売が禁止されています(ハワイ州法 Act 104(2018年)の原文(PDF・英語))。日本から持っていく日焼け止めは成分表示を見て、この2つが入っていないもの、できれば酸化亜鉛や酸化チタンを使ったノンケミカル(ミネラル)タイプを選んでください。海に入る30分前に塗り、ラッシュガードで肌を覆えば塗る量そのものを減らせます。
湾の中でのルール
ハワイ大学シーグラントの「よいリーフの訪問者になるために」には、次のことが書かれています(Be a Good Reef Visitor(英語))。
- 立つのは砂地だけ。岩やサンゴの上に立つと生きものが傷み、足も切れます
- 魚に餌をやらない。水が濁り、サンゴに必要な光がさえぎられます
- 貝殻やサンゴのかけらも持ち帰らない。保護区内での採取は禁止です
- 喫煙、飲酒、ペット、キャンプ、ドローン、ボール遊びは禁止
- ウミガメなどの海の生きものには近づかず、触らない
あると便利なもの
- シュノーケルセット: 現地でも借りられますが、自分のサイズが合ったものを日本で用意すると水が入りにくく快適です。旅行情報サイトの案内では、現地のレンタルはマスク・シュノーケル・フィンのセットで25ドル前後とされています(2026年時点の目安で変動あり。正確な料金は現地の掲示で確認してください。Shaka Guide の案内(英語))
- 水・軽食: 売店は8:30〜14:00で、ビーチで飲食できるのは決められた場所です。ワイキキで水を買っておきましょう
- カードを忘れずに: 園内の支払いはカードのみ。駐車料金は現金の用意もあると安心です
- タオル・帽子・サングラス、スマホの防水ケース
ハワイ旅行全体の持ち物は「ハワイ旅行の持ち物リスト」にまとめています。
よくある質問
Q. 予約なしで行ったら入れませんか?
予約枠の約25%は当日券として6:45から先着順で配られますが、数に限りがあり、繁忙期は朝のうちになくなります。グループ全員がそろっている必要もあります。確実に入りたいなら、2日前の朝7時(ハワイ時間)の予約か、60日前から取れる公式シャトル付きパッケージを使ってください。
Q. 予約は何日前から取れますか?
ホノルル市の公式予約は**訪問日の2日前の朝7時(ハワイ時間)**からで、前日の23:59に締め切られます。それより前に押さえたい場合は、ロバーツハワイの公式パッケージ(60日前から)が唯一の公式ルートです(2026年9月時点)。
Q. 月曜日や火曜日にも行けますか?
行けません。ハナウマ湾は毎週月曜・火曜が休園です。クリスマスと元日も休園です。
Q. 子どもの入場料はいくらですか?
12歳以下は無料です。ただし予約の人数には含めてください。13歳以上は25ドルです。
Q. 雨や高波のときは返金されますか?
公式ページには、園が予期せぬ事情で閉鎖された場合を除いて返金しないと書かれています。天候を理由にした自己都合のキャンセルは返金の対象になりません。
Q. 泳げなくても楽しめますか?
湾の内側は浅く波も穏やかなので、岸の近くで足の届くところから魚を見られます。ライフガードもいます。不安な方はフィンをつけず、ラッシュガードと浮き具で岸の近くだけにしておきましょう。景色だけなら、入口の展望台からでも三日月形の湾とリーフの模様を見下ろせます。
こんな人におすすめ
- 魚の多さで知られる穏やかな湾で、初心者でも安心してシュノーケリングをしたい人
- 半日で完結する、ワイキキから近い自然のアクティビティを探している人
- 早起きが苦にならず、朝いちばんの澄んだ海で泳ぎたい人
一方で、旅程が月曜・火曜にしか空いていない方や、予約の争奪戦を避けたい方は、カイルア・ビーチやワイキキビーチでのんびり過ごすのも十分に楽しい選択です。車でハナウマ湾の前を通るなら、隣のラナイ・ルックアウトから湾を見下ろすだけでも絵になります(レンタカーで行くカイルア1日モデルプランで紹介しています)。
まとめ
ハナウマ湾は、しくみさえ知っていれば、ワイキキから半日で行ける人気のシュノーケリングスポットです。
- **予約は訪問日の2日前の朝7時(ハワイ時間)**に公式予約サイトで。数分で埋まるので事前に準備を
- 入場料は13歳以上25ドル+手数料、駐車3ドル(2026年9月時点)。12歳以下は無料
- 水曜〜日曜の6:45〜13:30に入場。月・火曜は休園。15:30にビーチを出て16:00に退園
- 予約が取れなければ当日券(先着)か公式シャトル付きパッケージ(60日前から)
- リーフセーフの日焼け止めと「砂地にしか立たない」「餌をやらない」のルールで、サンゴを守りながら楽しむ
- 2027年初めに工事のための再休園予定あり。出発前に公式ページで確認を
料金やルールは変わることがあります。出発前にホノルル市の公式ページで最新の案内を確かめて、魚たちと泳ぐ朝を楽しんでください。
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