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「家族4人でハワイに行くと、全部でいくらになるんだろう」。子どもが一緒の旅行は、航空券もホテルも人数分になるので、大人2人のときとは金額の感覚がまったく違いますよね。ネットで調べても「1人あたり◯万円」という情報が多く、子どもの航空券がいくら割り引かれるのか、ホテルは何人まで1部屋で泊まれるのかまで含めた家族の総額は、なかなか見えてきません。
この記事では、航空会社の子ども運賃のルール、燃油サーチャージや出国税、ハワイ州が公表しているホテルの平均単価と旅行者の支出の統計を使って、大人2人+子ども2人の4人家族、3人家族、5人家族、二人旅の総額を同じ前提で計算しました。夏休みや年末年始に行く場合の計算のしかたや、費用を抑えるコツもまとめています(2026年11月時点)。

まず結論:家族のハワイ旅行の総額の目安
同じ前提(4泊6日・ワイキキのホテル・大人の往復運賃を10万円と仮定)で計算すると、総額の目安は次のようになりました。前提の詳しい中身は次の章で説明します。
| 人数構成 | 総額の目安 | 1人あたり |
|---|---|---|
| 大人2人(二人旅) | 約81万円 | 約40万円 |
| 大人2人+子ども1人(3人家族・小学生) | 約109万円 | 約36万円 |
| 大人2人+子ども2人(4人家族・小学生) | 約137万円 | 約34万円 |
| 大人2人+子ども3人(5人家族・小学生) | 約185万円 | 約37万円 |
- 子どもがいても総額は人数ほどには増えない。2〜11歳の航空券は大人運賃の75%が基本で、ホテルは4人までなら1部屋で泊まれることが多いからです
- ただし、燃油サーチャージは子どもも大人と同じ金額。2026年11〜12月に発券するJALの日本〜ハワイ線は1人往復7万7,000円で、家族4人なら30万8,000円になります
- 5人家族は「部屋をどうするか」で総額が大きく変わる。一般的なホテルの客室は4人までのところが多く、2部屋にするかコンドミニアムを選ぶかを先に決めましょう
いちばん大きく変わるのは航空券です。実際の運賃は時期と予約のタイミングで上下するので、この表は「どこにいくらかかるか」をつかむための目安として使い、最後は予約サイトで支払総額を確かめてください。
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総額シミュレーションの前提
計算に使った数字と、その出典です。為替は1ドル=158円で計算しています(2026年11月4日の三菱UFJ銀行の仲値158.59円をもとに概算。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表相場)。
| 項目 | 計算に使った数字 | 根拠 |
|---|---|---|
| 日程 | 4泊6日(現地で過ごすのは5日) | 日本発の定番の日程 |
| 大人の往復運賃(燃油・税を除く) | 10万円と仮定 | 計算しやすい仮の数字。実際の運賃ではありません |
| 子ども(2〜11歳)の運賃 | 大人の75% | ANAの国際線の小児運賃の例 |
| 燃油サーチャージ | 1人往復7万7,000円 | JALの2026年11〜12月発券分 |
| 出国税(国際観光旅客税) | 1人3,000円 | 2026年7月から |
| ESTA | 1人40.62ドル(約6,400円) | 2026年10月16日からの申請料 |
| ホテル | 1室1泊約314ドル(約5万円)×4泊 | ワイキキのホテルの平均単価+税 |
| 現地で使うお金(宿泊費以外) | 1人1日150ドル(約2万4,000円)×5日 | ハワイ州の統計 |
航空券:子どもは75%、燃油サーチャージは同額
ANAの国際線の案内では、**2歳〜12歳未満の子どもは小児運賃(大人運賃の75%)、座席を使わない2歳未満は幼児運賃(大人運賃の10%)**です。運賃の割合は路線やクラスによって違う場合があります(ANA 小さなお子様連れのお客様(国際線)、2026年10月確認)。12歳以上は大人と同じ運賃になるので、中学生以上の子どもは「大人」として計算します。
運賃とは別にかかる燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は、JALの日本〜ハワイ線で2026年11月1日〜12月31日に発券する分が1人片道38,500円(往復77,000円)です。大人と子どもは同額で、座席を使わない2歳未満の幼児は対象外です(JAL 燃油特別付加運賃のご案内、JALのプレスリリース(2026年10月15日))。2027年1月以降に発券する分の金額は、2026年12月に案内される予定です。
日本を出国するときの国際観光旅客税(出国税)は、2026年7月1日から1人3,000円に上がりました。2歳未満は非課税です(国税庁 国際観光旅客税に関するQ&A(PDF))。通常は航空券と一緒に支払います。このほかに空港使用料などの諸税もかかるので、予約サイトでは支払総額を見てください。
ホテル:ワイキキの平均単価は1泊約265ドル
ハワイ州が毎月公表しているホテルの統計では、ワイキキのホテルの平均客室単価(ADR)は2026年1〜9月で264.78ドルでした。9月だけなら251.39ドルです(DBEDT「September 2026 Hawai’i Hotel Performance Report」(英語・PDF))。高級ホテルからエコノミーまで含めた平均です。
ここに、州と郡の宿泊税(11%+3%)と一般消費税(最大4.712%)を合わせた約18.7%を足すと、**1室1泊約314ドル(約5万円)**になります。税の内訳は「ハワイ旅行の費用はいくら?」で解説しています。ホテルによってはリゾート料金や駐車料金が別にかかるので、その分は上乗せして考えましょう。
現地で使うお金:1人1日150ドル
ハワイ州の統計年鑑では、日本からの旅行者が現地で使ったお金は宿泊費を除いて1人1日約150ドル(2023年。飲食・買い物・娯楽・交通など)でした(State of Hawaii Data Book 2023 表7.24(英語・PDF))。統計の「1人あたり」は旅行者全体の平均なので、子ども連れなら実際はもう少し少なくなることもありますが、この記事では大人も子どもも同じ150ドルで計算しています。
人数別の総額シミュレーション(4泊6日)
大人2人+子ども2人(4人家族):約137万円
小学生の子ども2人の4人家族です。一般的なワイキキのホテルの客室(ベッド2台)に4人で泊まる前提で計算しました。
| 費目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 航空券(燃油・出国税込み) | 大人18万円×2+子ども15万5,000円×2 | 67万円 |
| ESTA | 約6,400円×4人 | 約2万6,000円 |
| ホテル | 約5万円×4泊×1室 | 約19万9,000円 |
| 現地で使うお金 | 約11万8,500円×4人 | 約47万4,000円 |
| 合計 | 約137万円(1人あたり約34万円) |
子どもが中学生以上なら航空券は大人と同じになり、総額は約142万円です。また、ホテルによっては大人(18歳以上など)が3人目・4人目になると追加料金がかかることがあります。
3人家族:子どもが小学生なら約109万円、赤ちゃんなら約82万円
大人2人+小学生1人なら、航空券が大人18万円×2+子ども15万5,000円で51万5,000円、ホテルは1室のままなので、**総額は約109万円(1人あたり約36万円)**です。
2歳未満の赤ちゃんを膝の上に乗せていく場合は、航空券が幼児運賃(この前提では1万円)だけになり、燃油サーチャージと出国税もかかりません。現地で使うお金を大人2人分で計算すると、総額は約82万円。二人旅とほとんど変わらない金額です。ただし、ESTAは赤ちゃんの分も1人40.62ドルかかります(ESTA公式サイト)。赤ちゃん連れの準備は「子連れハワイの準備ガイド」にまとめています。
5人家族:2部屋なら約185万円
大人2人+小学生3人の5人家族では、航空券が82万5,000円、現地で使うお金が約59万円になります。ホテルを2部屋に分けると約39万7,000円(約314ドル×4泊×2室)で、**総額は約185万円(1人あたり約37万円)**です。
5人で1部屋に泊まれる客室は多くありません。ワイキキでは、リビングと寝室が分かれた2ベッドルームのコンドミニアムなら、部屋によっては5人以上で泊まれ、2部屋とるより安くなることがあります。キッチンで朝食を作れば食費も抑えられます。キッチン付きの宿の選び方は「ワイキキのコンドミニアムおすすめ」で紹介しています。
大人2人(二人旅):約81万円、1人約40万円
比べるために、同じ前提で大人2人も計算しました。航空券36万円、ESTA約1万3,000円、ホテル約19万9,000円、現地で使うお金約23万7,000円で、**総額は約81万円(1人あたり約40万円)**です。ホテル代を2人で割るぶん、家族旅行より1人あたりは高くなります。費目ごとの詳しい解説は「ハワイ旅行の費用はいくら?内訳・1日の予算」をご覧ください。

夏休み・年末年始はいくら上がる?計算のしかた
夏休み(7月下旬〜8月)・年末年始・ゴールデンウィークは、航空券もホテルも高くなりやすい時期です。家族旅行は学校の休みに合わせることが多いので、この時期の予算の考え方を知っておくと安心です。
航空券は「大人の運賃が上がった分×人数の重み」で増えます。大人2人+小学生2人なら、大人1+1+0.75+0.75で「大人3.5人分」です。たとえば大人の運賃が5万円上がると、家族全体では5万円×3.5=17万5,000円増えます。5人家族(大人2人+小学生3人)なら「大人4.25人分」なので、21万2,500円の増加です。
ホテルも同じように、1泊の料金が1万円上がれば4泊で4万円、2部屋なら8万円増えます。
実際の運賃は、Trip.comの航空券検索(東京→ホノルル)のように、複数の航空会社の運賃を日本語でまとめて見られるサイトで、出発日と人数を変えながら確かめるのが早いです。子どもの人数や年齢もリンク先で入れられます(当サイトは予約の主体ではありません。予約・変更・キャンセルはリンク先のサイトで行ってください)。
休みの時期でも、出発日を数日ずらすだけで金額が変わることがあります。季節ごとの相場の傾向は「ハワイ旅行が安い時期はいつ?」で解説しています。
家族旅行の費用を抑える6つのコツ
- 子どもが2歳になる前に行く: 2歳未満を膝の上に乗せるなら、航空券は幼児運賃だけで、燃油サーチャージと出国税もかかりません。ただし旅行の途中で2歳になる場合の扱いは、予約のときに航空会社に確認しましょう
- 4人までの家族は1部屋、5人以上はコンドミニアムも比べる: ホテルの「定員」と「子どもの添い寝の条件」は予約の前に確認します。たとえばアストン アット ザ ワイキキ バニアンは、全室にキッチンがあり、4人までは追加料金なしで泊まれると案内しています(公式サイト(英語)、2026年10月確認)
- 朝食はスーパーやABCストアで: 外食は家族4人だと1回で100ドルを超えることも珍しくありません。朝食だけでも部屋で済ませると差が出ます。外食の値段の目安は「ハワイの物価」で紹介しています
- 移動はバスとトロリーを使う: ザ・バスは5歳以下の子どもが運賃を払う大人1人につき1人まで無料(座席を使わない場合)です(ホノルル市の運賃案内(英語)、2026年10月確認)。JCBカードがあれば、ワイキキトロリーのピンクラインに同乗の家族(大人1名・11歳以下の子ども2名まで)も無料で乗れます(2028年3月31日までの予定。対象のカードや乗り方はJCB ワイキキトロリー無料乗車のご案内で確認してください。2026年10月確認)
- 無料で遊べる場所を組み込む: ワイキキのビーチやカピオラニ公園は無料で過ごせます。子どもが喜ぶのは、意外と有料のアクティビティよりビーチでの砂遊びだったりします
- ツアーと個人手配の両方で比べる: 家族の人数分の航空券とホテルをまとめたパッケージツアーは、子ども代金の設定によっては割安になることがあります。比べ方は「ハワイ旅行はツアーと個人手配どっちが安い?」をご覧ください
もんちゅの勝手な感想ですが、家族旅行では「全部の日に予定を入れない」のがいちばんの節約かもしれません。子どもが疲れて予定を変えると、予約したアクティビティのキャンセル料がかかることもあるからです。
出発前にかかる費用も忘れずに
- パスポート: 子どもも1人1冊必要で、18歳未満は有効期間5年のパスポートだけ申請できます。手数料は外務省のパスポートの案内で確認してください
- 海外旅行保険: クレジットカードに付いている保険を使う場合は、旅行代金をそのカードで払うことが条件の**「利用付帯」か、持っているだけで対象になる「自動付帯」か**、家族(子ども)も補償の対象になるか、補償額が十分かをカード会社の案内で確認しましょう
- スマホの通信: 家族で1台ずつ使うなら、eSIMを人数分用意する方法とポケットWiFiを1台借りて分け合う方法があります。家族が別行動するならeSIMのほうが安心です。料金と選び方は「ハワイはWiFiとeSIMどっちがいい?」と「trifa(トリファ)の料金と使い方」で比べています
よくある質問
Q. 家族4人で夏休みにハワイへ行くと、いくらかかりますか?
この記事の前提(4泊6日、大人の運賃10万円と仮定)では約137万円でした。夏休みは航空券とホテルが高くなりやすく、大人の運賃が5万円上がると約17万5,000円、ホテルが1泊1万円上がると約4万円増えます。実際の金額は出発日と予約のタイミングで変わるので、予約サイトで人数を入れて支払総額を確かめてください。
Q. ハワイ旅行は1人いくらで考えればいいですか?
この記事の前提では、二人旅で1人約40万円、子ども連れの家族で1人約34〜37万円でした。ホテル代を人数で割れるぶん、家族旅行のほうが1人あたりは安くなります。ハワイ州の統計では、日本人旅行者が現地で使うお金(宿泊費込み、往復の航空券代は含まない)は1人1日約247ドルです(2026年1〜7月。「ハワイ旅行の費用はいくら?」)。
Q. 子どもの航空券はいくら安くなりますか?
ANAの国際線の例では、2歳〜12歳未満は大人運賃の75%、座席を使わない2歳未満は10%です。ただし燃油サーチャージは子どもも大人と同額(2歳未満の膝上は対象外)なので、支払総額で見ると割引の幅は小さくなります。航空会社や運賃の種類によって条件が違うので、予約の前に確認しましょう。
Q. ホテルは子どもも料金がかかりますか?
ホテルによって違います。ハワイのホテルは「1室あたりの料金」が基本で、決められた人数まではベッドを追加しなければ料金が変わらないことが多い一方、大人が3人目・4人目になると追加料金がかかるところもあります。予約サイトで子どもの人数と年齢を正しく入れ、定員と追加料金の条件を確認してください。
Q. 5人家族で1部屋に泊まれますか?
一般的なホテルの客室は4人までのところが多く、5人で泊まれる部屋は限られます。2ベッドルームのコンドミニアムやスイートには5人以上で泊まれる部屋もあるので、2部屋とる場合と料金を比べてみましょう。
まとめ
家族のハワイ旅行の総額は、**航空券(人数と年齢)+ホテル(部屋数×泊数)+現地で使うお金(人数×日数)**で計算できます。この記事の前提では、大人2人+子ども2人の4人家族で約137万円、3人家族で約109万円、5人家族で約185万円でした(2026年11月時点の燃油サーチャージ・為替・ホテルの平均単価で計算した概算)。
子どもの航空券は大人の75%が基本ですが、燃油サーチャージ・出国税・ESTAは大人と同じです。5人以上ならホテルの部屋の取り方も総額を大きく左右します。予約の前には、家族の人数と年齢を入れた支払総額で比べてみてください。
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