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「ハワイ旅行って、結局いくらかかるの?」。行き先がハワイに決まったら、まず気になるのが費用です。ガイドブックやツアーの広告を見ても金額の幅が大きく、航空券とホテル以外に何にいくらかかるのか、イメージしにくい方も多いと思います。
この記事では、ハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)が公表している日本人旅行者の実際の支出の統計をもとに、現地で1日あたりどれくらい使っているのかを確認したうえで、燃油サーチャージや宿泊税、チップなど、見積もりから漏れやすい費用を整理します。予算の立て方と節約のコツもまとめました(2026年9月時点)。

まず結論:ハワイ旅行の費用はこう考える
- 総額は「航空券+ホテル+現地で使うお金」の3つに分けて考える。航空券とホテルは時期と予約のタイミングで大きく変わるので、先にこの2つの相場を予約サイトで確かめるのが近道です
- 現地で使うお金の目安は、1人1日あたり約247ドル(宿泊費込み)。ハワイ州の統計では、2026年1〜7月の日本人旅行者の1人1日あたりの支出が247ドル、平均滞在日数は5.92日でした(DBEDTの2026年7月の統計発表(英語))
- 見落としやすいのは、燃油サーチャージ・ESTA・ホテルの税金とリゾート料金・チップ。航空券の運賃やホテルの表示料金に含まれていないことがあるので、支払総額で比べましょう
1ドル=157円で計算すると(2026年9月29日の三菱UFJ銀行の仲値157.46円をもとに概算、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表相場)、247ドルは約3万9,000円です。ここに日本とハワイの往復の航空券代が加わります。
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統計で見る:日本人は現地で1日いくら使っている?
1人1日あたり約247ドル、1回の旅行で約1,461ドル
DBEDTは、ハワイを訪れた旅行者の支出を毎月集計して公表しています。日本からの旅行者の数字は次のとおりです。
| 項目 | 2026年1〜7月 | 2026年7月 |
|---|---|---|
| 1人1日あたりの支出 | 247ドル | 245ドル |
| 平均滞在日数 | 5.92日 | 6.04日 |
| 1人1回の旅行あたりの支出 | 1,460.90ドル | 1,477.10ドル |
出典: DBEDT「July 2026 Visitor Spending and Arrivals Increased」(英語)。速報値です。
この支出には、日本とハワイの間の往復の航空券代は含まれていません(DBEDTの年次報告書の注記(英語・PDF))。一方で、ホテル代は1人あたりに割って含まれています。つまり「ハワイに着いてから帰るまでに、1人が1日に使ったお金(宿泊費込み)」の平均が約247ドルということです。
1,460.90ドルを1ドル=157円で換算すると約22万9,000円。これに往復の航空券代を足したものが、平均的な日本人旅行者の1回の旅行の費用のイメージになります。もちろん平均値なので、高級ホテルに泊まる人も、節約派の人も含まれています。
何に使っている?支出の内訳
費目ごとの内訳は、少し古いデータですが、ハワイ州の統計年鑑に2023年の数字が載っています。日本からの旅行者の1人1日あたりの支出は240.7ドルで、内訳は次のとおりでした。
| 費目 | 1人1日あたり(2023年) | 割合 |
|---|---|---|
| 宿泊 | 91.1ドル | 約38% |
| 飲食(レストラン・スーパー・ディナーショーなど) | 59.5ドル | 約25% |
| 買い物(服・コスメ・お土産など) | 50.2ドル | 約21% |
| 娯楽・アクティビティ | 17.4ドル | 約7% |
| 交通(レンタカー・バス・島間の航空券など) | 13.8ドル | 約6% |
| その他 | 8.7ドル | 約4% |
出典: State of Hawaii Data Book 2023 第7章 表7.24(英語・PDF)。割合は当サイトで計算し、四捨五入しています。
宿泊費を除くと1人1日あたり約150ドル(約2万3,000円)。これが、食事・買い物・観光・移動に使っているお金の平均的な目安になります。同じ表のアメリカ本土(西部・東部)やカナダからの旅行者は買い物が1日16〜23ドル程度なので、日本からの旅行者は買い物にお金をかける傾向があることが分かります。
費用の内訳:見落としやすいものに注意
航空券:運賃とは別に燃油サーチャージがかかる
日本とハワイの往復の航空券は、ハワイ旅行の費用のなかでも大きな割合を占めます。料金は時期によって大きく変わり、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は高くなりやすい時期です。
見落としやすいのが**燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)**です。航空会社が燃料価格に応じて運賃とは別に設定している料金で、JALの場合、2026年9月1日〜10月31日に発券する日本〜ハワイ線は1人片道30,900円(往復で61,800円)です。大人・子ども同額で、座席を使わない2歳未満の幼児は対象外。マイルを使った特典航空券でもかかります(JALのプレスリリース(2026年8月18日))。
2026年11月以降に発券する分の金額は、10月に案内される予定です。燃油サーチャージは2か月ごとに見直され、航空会社によっても金額が違います。航空券を比べるときは、運賃だけでなく燃油サーチャージや空港使用料などを含めた支払総額で比べるのが大切です。
ESTA:1人40.27ドル
日本国籍の人がビザなしでハワイに行くには、ESTA(電子渡航認証)の申請が必要です。申請料は1人40.27ドルで、子どもも同じ金額がかかります(2026年9月時点、ESTA公式サイト)。承認されれば2年間有効なので、2年以内に再びハワイやアメリカ本土に行くなら申請し直す必要はありません(パスポートの有効期限が先に切れる場合を除く)。申請の手順は「ESTA申請ガイド」をご覧ください。
ホテル:表示料金に「税」と「リゾート料金」が加わることがある
ハワイのホテル代には、次の税金がかかります。
- 州の宿泊税(TAT): 2026年1月1日から10.25%→**11%**に引き上げられました(ハワイ州税務局の案内(英語・PDF))
- 郡の宿泊税(OTAT): オアフ島(ホノルル市郡)では3%(ホノルル市郡のFAQ(英語・PDF))
- 一般消費税(GET): オアフ島では最大4.712%を上乗せできます(ハワイ州税務局の案内(英語))
合計すると2割近くになります。予約サイトによっては税込みで表示されるところと、税抜きで表示されて最後に税が加わるところがあるので、比べるときは支払総額を見ましょう。
さらに、ワイキキの大型ホテルには、Wi-Fiや館内のアクティビティなどの利用料として**1泊ごとのリゾート料金(Resort Charge / Resort Fee)**を別に設けているところが多くあります。たとえばヒルトン・ハワイアン・ビレッジは、リゾート料金に含まれるサービスを公式サイトで案内しています(公式の予約規定(英語))。一方で、ハレクラニやアウラニ・ディズニー・リゾートのように、公式でリゾート料金はないと案内しているホテルもあります(2026年9月時点)。
レンタカーを使うならホテルの駐車料金も忘れずに。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの場合、セルフ駐車で1泊72.25ドル(税別、2026年9月時点、同じ予約規定のページに記載)と、レンタカー代とは別にまとまった金額になります。詳しくは「ハワイのレンタカーガイド」で解説しています。
現地の買い物・食事:消費税とチップ
ハワイのお店の値札は、基本的に税抜きです。オアフ島ではレジで最大4.712%の消費税(GET)が加わります。
レストランでは、税抜きの飲食代の15〜20%程度のチップが目安です。1回の食事代が50ドルなら、チップと税を合わせて60ドル前後になるイメージです。ホテルのポーターや客室清掃へのチップも含めて、相場と払い方は「ハワイのチップ相場と払い方」にまとめています。

空港からの移動と現地の交通
空港とワイキキの間の移動は、手段によって費用が大きく変わります(2026年9月時点)。
| 手段 | 料金の目安 |
|---|---|
| ザ・バス(Wライン) | HOLOカードで3ドル、現金で3.25ドル(大きな荷物は不可) |
| 乗り合いシャトル(ロバーツハワイ) | 空港→ワイキキ1人29ドル、ワイキキ→空港1人26ドル |
| 定額タクシー(チャーリーズタクシー) | ミニバン1台38ドル+チップ |
出典: ザ・バス公式の運賃ページ(英語)、ロバーツハワイの料金ページ(英語)、チャーリーズタクシーの空港定額料金(英語)
3人以上なら定額タクシーのほうが1人あたりは安くなることもあります。詳しくは「ホノルル空港からワイキキへの行き方」をご覧ください。
滞在中の移動は、ザ・バスならHOLOカードで1回3ドル、1日何回乗っても7.50ドルまでです(「ザ・バスの乗り方ガイド」)。JCBカードを持っていれば、ワイキキとアラモアナを結ぶトロリーのピンクラインにカードの提示で乗れるサービスもあります(条件は「JCBカードで無料トロリー!アラモアナ1日プラン」で確認してください)。
観光・アクティビティ
人気スポットの入場料の例です(2026年9月時点、ハワイ州民以外の料金)。
- ダイヤモンドヘッド: 入場料1人5ドル、車で行く場合は駐車料金1台10ドル(州立公園の公式サイト(英語)、「ダイヤモンドヘッド登山の予約方法」)
- ハナウマ湾: 13歳以上1人25ドル+オンライン手数料、駐車料金1台3ドル(ホノルル市の公式予約サイト(英語)、「ハナウマ湾の予約方法」)
ビーチで過ごす日はお金がほとんどかからない一方、ツアーやマリンアクティビティ、ディナーショーを入れると1回で100ドルを超えることも珍しくありません。やりたいことに優先順位をつけて、予算を配分しましょう。
通信・保険など出発前の費用
- スマホの通信: 日本のキャリアの海外ローミング、eSIM、ポケットWiFiなどの選択肢があります。料金の比べ方は「ハワイ旅行のeSIMおすすめは?trifaの料金と使い方」をご覧ください
- 海外旅行保険: 外務省は、海外で病気やケガをした場合の治療費や入院費などに備えて、海外旅行保険への加入を勧めています(外務省 海外安全ホームページ)。クレジットカードに付いている保険を使う場合は、旅行代金をそのカードで払うことが条件の「利用付帯」か、持っているだけで対象になる「自動付帯」か、補償額が十分かをカード会社の案内で確認しておきましょう
- パスポートの取得・更新: 有効期限が切れている人は手数料がかかります
予算の立て方:4ステップ
- 日程を決めて、航空券の支払総額を確認する: 燃油サーチャージ・空港使用料込みの金額で比べます。日程を前後に数日ずらすだけで変わることもあります
- ホテルの支払総額を確認する: 税・リゾート料金・駐車料金を含めた金額で。予約サイトの料金表示が税込みか税抜きかも確認します
- 現地で使うお金を「1人1日150ドル前後」を目安に見積もる: DBEDTの統計から宿泊費を除いた平均的な水準です。買い物をたくさんしたい人、アクティビティを多く入れたい人は上乗せし、自炊やバス移動が中心なら抑えられます
- ESTA・保険・通信など出発前の費用を足し、1〜2割の余裕を持たせる: 為替が動くと円での金額も変わります。2026年9月時点の1ドル157円前後の水準では、1ドルの違いがおよそ160円の差になります
たとえば、**大人2人・現地5泊の場合の「現地で使うお金」**を、1人1日150ドル×2人×6日で計算すると1,800ドル。1ドル=157円なら約28万円です。これに航空券・ホテル・ESTA(2人で約80ドル)などを足したものが総額の目安になります(あくまで統計の平均から作った概算で、実際の金額は過ごし方で大きく変わります)。
航空券とホテルがセットになったパッケージツアーは、個別に手配するより手間がかからず、組み合わせによっては割安になることもあります。個別手配とパッケージの両方で支払総額を比べてみると、予算の感覚がつかみやすくなります。ホテル選びは楽天トラベルのハワイのホテル一覧などで、日程を変えながら料金を比べてみてください(料金は予約時期・為替・空室状況で変わります)。
ハワイ旅行の費用を抑える7つのコツ
- 連休を外す: 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は航空券・ホテルとも高くなりやすい時期です。季節ごとの天気は「ハワイの天気と服装【月別】」で確認できます
- 燃油サーチャージの改定時期を意識する: 燃油サーチャージは発券日で金額が決まります。値下げ・値上げの発表をチェックして、発券のタイミングを考えるのも一つの方法です
- ホテルは「リゾート料金・駐車料金」まで含めて比べる: 1泊の表示料金が安くても、追加料金で逆転することがあります
- 移動はザ・バスとHOLOカードを活用する: 1日7.50ドルが上限なので、何度乗っても交通費が膨らみません(「HOLOカード完全ガイド」)
- 朝食はスーパーやABCストアで調達する: 朝食付きでないホテルなら、パンやフルーツを買っておくだけで外食費を抑えられます。お土産も、ばらまき用はスーパーやABCストアで選ぶと手頃です(「ワイキキ〜アラモアナで格安ばらまき土産!1Dayプラン」)
- カードの海外事務手数料と両替のしかたを見直す: 手数料はカード会社によって1.6%〜3%台と差があります。「ハワイの両替はどこがお得?」で比べ方を解説しています
- 無料で楽しめる場所を組み込む: ビーチはすべて公共の場所で、誰でも無料で利用できます。ワイキキのビーチの特徴は「ワイキキビーチのエリア別ガイド」で紹介しています
よくある質問
Q. ハワイ旅行は1人いくらあれば行けますか?
時期やホテルのグレードで大きく変わるので、一概には言えません。目安として、ハワイ州の統計では日本人旅行者が現地で使う金額(宿泊費込み、往復の航空券代は含まない)は1人1回の旅行あたり約1,461ドル(2026年1〜7月、1ドル=157円で約23万円)でした。これに往復の航空券代を足したものが、平均的な費用のイメージです。
Q. 燃油サーチャージは子どもにもかかりますか?
JALの案内では、大人・子どもとも同額で、座席を使わない2歳未満の幼児は対象外です(2026年9〜10月発券分)。ほかの航空会社の条件は各社の公式サイトで確認してください。
Q. ホテルの料金に税金は含まれていますか?
予約サイトやホテルによって表示のしかたが違います。オアフ島のホテル代には州と郡の宿泊税、一般消費税を合わせて2割近くの税がかかるので、予約前に「税込みの支払総額」で確認しましょう。リゾート料金や駐車料金はチェックアウト時に現地で請求されることもあります。
Q. 現金はいくら持っていけばいいですか?
ハワイでは多くの場面でクレジットカードが使えます。ハワイ州観光局の公式日本語サイトの案内では、出発前に1人1日100ドル×2日分程度を用意しておく目安が示されています。詳しくは「ハワイの両替はどこがお得?」をご覧ください。
Q. 子ども連れだと費用はどれくらい増えますか?
航空券は子ども料金がある場合もありますが、燃油サーチャージやESTAの申請料は大人と同じ金額がかかります。ホテルは添い寝の条件や追加人数の料金がホテルごとに違うので、予約時に確認しましょう。ザ・バスは5歳以下の子どもが運賃を払う大人1人につき1人まで無料(座席を使わない場合)です。
まとめ
ハワイ旅行の費用は、航空券+ホテル+現地で使うお金の3つに分けて考えると整理しやすくなります。現地で使うお金は、ハワイ州の統計で日本人旅行者が1人1日約247ドル(宿泊費込み)、宿泊費を除くと約150ドルが目安です(2026年9月時点で確認できる統計より)。
見積もりから漏れやすいのは、燃油サーチャージ(JALの日本〜ハワイ線は2026年9〜10月発券分で片道30,900円)、ESTA(40.27ドル)、ホテルの税金とリゾート料金、チップです。料金や為替は変わるので、予約の前には各社の公式サイトで最新の支払総額を確認してください。
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