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オアフ島でザ・バスやスカイライン(鉄道)に乗るなら、まず用意したいのが交通ICカードの「HOLO(ホロ)カード」です。日本のSuicaのようにタッチして乗るカードですが、「どこで買えるのか」「どこでチャージできるのか」でつまずく方が少なくありません。ABCストアでは買えてもチャージはできない、スカイラインの券売機では大人用しか作れない、日本の住所には送ってもらえない——公式サイトをよく読むと、細かい制限がいくつもあります。
この記事では、HOLOカード公式サイト、ザ・バス公式、ホノルル市の案内をもとに、買い方・チャージ方法・使い方を、家族旅行・シニア旅行の視点も入れて整理します。バスの乗り方や路線、空港からの行き方は「ザ・バスの乗り方ガイド」をどうぞ。

まず結論:旅行スタイル別の早見表
同じHOLOカードでも、旅行のスタイルによって「買うべき場所」が変わります。2026年9月時点の公式情報をもとにした目安です。
| 旅行スタイル | おすすめの買い方 | おすすめのチャージ方法 |
|---|---|---|
| 1人旅・2〜3日の短期滞在 | ワイキキのABCストアで、1日パス付きの大人用カードを買う | パスを使い切ったら、セブン-イレブンやフードランドで現金チャージ |
| 家族旅行(6歳以上の子ども連れ) | 人数分を、スカイライン駅の券売機かABCストアで用意 | 公式サイトで1つのアカウントを作り、家族全員のカードを登録してまとめて管理 |
| シニア(65歳以上)がいる旅行 | 割引カードは市の窓口のみ。ダウンタウンのサテライト・シティホール、またはカリヒのトランジット・パス・オフィスへ | 同じ窓口、または公式サイト |
| 空港に着いてすぐ乗りたい | 空港のスカイライン「レレパウア駅」の券売機 | 同じ券売機(おつりが出ないので注意) |
押さえておきたいのは3点。ABCストアは「売る」だけでチャージはできない、割引カード(シニア・ユース)は市の窓口でしか作れない、日本にいるうちに取り寄せることは実質できない、です。
HOLOカードとは
HOLOカードは、ホノルル市の公共交通で使う非接触ICカードです。カードに現金(ストアードバリュー)やパスを入れておき、読み取り機にタッチして運賃を払います。
- 使える乗り物: ザ・バス、スカイライン(鉄道)、ザ・ハンディバン。運賃体系はバスと鉄道で共通です(ホノルル市の運賃ページ)
- 発行手数料: 新規・再発行とも2ドル。シニア用と障がい者用だけは1枚目が無料
- チャージの最低額: 3ドルから
- カードの寿命: 有効期限はなく、傷めなければ最低5年はもつとされています。ただし利用規約では、3年間まったく使わないと残高が消される(電話で復活を依頼できる)とされています(HOLOカード利用規約)
大人用の運賃とキャップ(2026年9月時点)
| 種類 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| 2時間パス(1回の乗車) | 3.00ドル | 最初のタッチから2時間、バス・スカイラインを乗り換え自由 |
| 24時間パス | 7.50ドル | 最初のタッチから24時間乗り放題 |
| 1日上限(デイキャップ) | 7.50ドル | 1日に7.50ドル分払うと、その日(3:00〜翌2:59)は追加で課金されない |
| 3日パス | 20.00ドル | 最初のタッチから72時間 |
| 7日パス | 45.00ドル | 最初のタッチから168時間 |
| 1か月上限/1か月パス | 90.00ドル | 月の1日から末日まで |
| 現金(バスのみ) | 3.25ドル | 乗り換えなし。おつりは出ません |
出典はザ・バス公式の運賃ページです。料金は変更される場合があるので、乗る前に公式サイトで確認してください。
カードの種類
公式の区分は、大人(Adult)、ユース(6〜17歳、高校生は19歳まで)、シニア(65歳以上)、障がい者(Disability)、米国メディケアの5種類。旅行者が関係するのは前の3つで、大人用以外はすべて市の窓口で申請書と身分証明書を出して作る必要があります。
買える場所:購入とチャージは別物です
HOLOカードでいちばん誤解されやすいのがここ。「新しいカードを売っている場所」と「チャージできる場所」は一致しません。公式の取扱店ページの表を旅行者向けに整理し直したのが次の表です(2026年9月時点)。
| 場所 | 新規カードの購入 | 現金チャージ(3ドル以上) | 買える/足せるパス |
|---|---|---|---|
| スカイライン各駅の券売機(全13駅) | ○ 大人用のみ | ○ | 大人用のパスのみ |
| ABCストア(ワイキキほか) | ○ 1日パス付きの大人用のみ | ✕ できません | 1日パス |
| セブン-イレブン | ○ 大人用 | ○ | 大人7日・大人1か月・ユース1か月・シニア1か月 |
| フードランド/フードランドファームズ | ○ 大人用 | ○ | 大人7日・大人1か月・ユース1か月・シニア1か月・シニア年間 |
| タイムズ・スーパーマーケット | ○ 大人用 | ○ | 大人1か月・ユース1か月・シニア1か月・シニア年間 |
| サテライト・シティホール(アラモアナ以外) | ○ 大人・シニア・ユース(要予約・現金のみ) | ○ 現金のみ | 市の案内では発行・リロードに対応 |
| トランジット・パス・オフィス(カリヒ) | ○ すべての種類 | ○ | 年間パスを含む各種 |
| 公式サイト holocard.net / 電話 | ○ 大人用を郵送注文(条件あり) | ○ クレジット・デビットカードで | 1か月パス・年間パスなど |
出典はHOLOカード公式の取扱店ページとザ・バス公式の運賃ページ、HOLOカード公式FAQです。
ワイキキから現実的に行ける場所
ワイキキに泊まる方がすぐ行けるのは、まずABCストアです。カラカウア通りやクヒオ通り、ルワーズ通りに何店舗もあり、1日パスが入った状態の大人用カードを買えます。公式FAQでも、初めての旅行者にはワイキキのABCストアでの購入がすすめられています。
チャージもしたいなら、セブン-イレブン エナ・ロード店(1901 Kalakaua Ave.)やセブン-イレブン カパフル店(505 Kapahulu Ave.)が、ワイキキから歩ける範囲にある数少ない取扱店です。スーパーなら、タイムズ・スーパーマーケット マッカリー店(1772 S King St.)やアラモアナセンター内のフードランド(1450 Ala Moana Blvd.)が公式の取扱店リストに載っています。営業時間は公式サイトに記載がないので、出かける前に各店の情報を確認してください。

買えない場所・買えないもの
「買えるはず」と思い込んでいると困るポイントを、公式に確認できた範囲でまとめます。
日本国内では買えません
公式サイトから大人用カードを注文して郵送してもらうことはできますが、国外の住所とホテルの住所には送れないとはっきり書かれています。配送にも最大10営業日かかるとされているので、旅行前に日本で受け取る方法は事実上ありません(HOLOカード公式FAQ)。カードは現地調達が前提です。
バスの車内では買えないし、チャージもできません
公式が挙げる購入・チャージ場所に「バスの車内」は含まれていません。車内でできるのは現金で1回分の運賃を払うことだけです。運転手はおつりを出せないので、ちょうどの金額が必要です。カードを持たずに乗る場合は、3.25ドルちょうどを用意してください。
空港のターミナル内には取扱店がありません
公式の取扱店リストに、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)のターミナル内の店舗は載っていません。空港で手に入れたいなら、隣接するスカイラインレレパウア駅の券売機が現実的です。ホノルル市の案内では全13駅に券売機(HOLOキオスク)があるとされています(スカイライン駅一覧)。ただし券売機で作れるのは大人用だけです。深夜や早朝に着く便のときは駅が開いていないこともあるので、運行時間はスカイラインの公式サイトで確認してください。
ABCストアではチャージできません
ABCストアは「1日パス入りの大人用カードを売る」専門で、リロード(チャージ)には対応していません。公式の取扱店ページにも注意書きが入っています。買ったカードを使い続けたいときは、セブン-イレブンやフードランド、スカイラインの券売機、公式サイトでチャージしてください。
スマホのデジタル版・タッチ決済では乗れません
公式FAQの「スマホで払えますか?」への答えは「まだです(Not yet)」。2026年9月時点でデジタル版HOLOカードはなく、クレジットカードのタッチ決済で直接バスや改札に乗ることもできません(利用規約でも「将来的に」という書き方です)。スマホでできるのは、公式サイトにログインしてチャージすることだけです。
1枚のカードで2人分は払えません
公式FAQには「自分のカードで複数人の運賃を払えますか?」→「いいえ」と明記されています。6歳以上は全員が自分のカードを持つ必要があります。
チャージ(リロード)の方法
公式が案内しているチャージ方法は5つです(HOLOカード公式FAQ)。
- 公式サイト holocard.net — クレジット・デビットカードで入金。アカウントがなくても、カード裏面の番号とセキュリティコードを入力してチャージする画面が用意されています
- 電話 — 1-808-768-4656(平日7:30〜16:00)
- 取扱店 — セブン-イレブン、フードランド、タイムズ・スーパーマーケットなど。公式FAQには「ほとんどの店は現金のみ」とあります
- トランジット・パス・オフィス(カリヒ・トランジットセンター、601 Middle Street。平日7:30〜16:00、市の祝日は休み)
- スカイライン各駅の券売機 — 公式FAQでは「ちょうどの金額で。おつりは出ません」と案内されています
オートリロード(自動チャージ)
公式サイトでアカウントを作ってカードを登録すると、残高が設定額を下回ったときに自動で入金するオートリロードを設定できます。いくらを切ったらいくら足すかは自分で決められます。短い旅行では必須ではありませんが、残高切れを避けたい家族旅行では安心材料になります。旅行が終わったら、忘れずに解除しておきましょう。
チャージできない場所・チャージ時の注意
- バスの車内ではチャージできません。残高が足りないと気づいても、その場では足せません
- ABCストアではチャージできません(前述)
- 券売機はおつりが出ません。公式の案内は「exact change(ちょうどの金額)」。小額紙幣を用意しておきましょう
- サテライト・シティホールのHOLO関連は現金のみ。ホノルル市のページに「Cash only for TheBus HOLO card」と明記されています(サテライト・シティホール案内)
- 取扱店も多くは現金のみです(公式FAQ)。カードしか持たずに出かけると足止めされることがあります
- 最低3ドルから。残高がマイナスになるとカードがブロックされ、不足分を払ったうえで乗車分を入れ直す必要があります(公式FAQ)
- オンラインチャージがいつ反映されるかは、公式サイトに明記がありません。乗る直前のオンライン入金に頼らず、券売機や取扱店でその場でチャージするほうが確実です
なお、公式サイトの日本語表示には最低チャージ額が「2.75ドル」のままになっているなど古い数値が残っている箇所があります(日本語のFAQ、2026年9月時点)。金額は英語表示のページで確認してください。
日本発行のクレジットカードは使える?
「日本のクレジットカードではチャージできないことがあるらしい」という話があります。公式情報で確認できたことと、できなかったことを分けて整理します(2026年9月時点)。
確認できたこと。公式サイトの支払い画面を2026年9月時点で開いて確かめたところ、請求先住所の国の選択肢は249件あって日本も選べ、郵便番号の欄は桁数の決まりがない自由入力でした。日本の住所を入力できない作りにはなっていません(支払い方法として選べるのはクレジットカードだけです)。また公式サイトには「発送は米国内のみで、ホテルや国外の住所には送れません」と書かれていますが、これはカードの郵送についての制限で、チャージの支払いとは別の話です。
確認できなかったこと。利用できるカードブランドと、海外発行カードが使えるかどうかは、公式サイトにも利用規約にも記載が見つかりませんでした。カード番号は決済代行会社の画面で入力する仕組みなので、最終的に通るかどうかはカード会社側の判断にも左右されます。
そのため、特定のカード会社について「使える/使えない」と言い切ることはできません。ただ、アメリカのオンライン決済や券売機は米国の請求先住所・5桁の郵便番号を前提にしていることが多く、日本発行のカードが通らないことは起こりえます。旅行中に足止めされないよう、次の備えをしておくと安心です。
- 現金で足せる場所を押さえておく — スカイライン駅の券売機(おつりなし)、セブン-イレブン、フードランド、タイムズ・スーパーマーケット。公式FAQでも現金でのチャージが案内されています
- オンラインで試すなら少額から。いきなり大きな金額を入れない
- 出発前にカード会社で海外利用の設定(海外利用の可否、3Dセキュアの登録、利用可能枠)を確認しておく
- 通らないときはHOLOヘルプライン(1-808-768-4656、平日7:30〜16:00)へ。英語での対応です
これはチャージの支払いにクレジットカードが使えるかという話で、クレジットカードそのものを読み取り機にタッチして乗れるか(前述のとおり2026年9月時点ではできません)とは別の問題です。
使い方:タッチのしかたと残高確認
乗るとき
- バス: 前のドアから乗り、乗車口の読み取り機にタッチします。シャカのマークが出るか、ウクレレの音が鳴れば支払い完了。降りるときのタッチは不要です
- スカイライン: 改札(フェアゲート)でタッチして入り、出るときもタッチします
- 二重タッチの心配は不要: 同じ読み取り機では2分以内に二重課金されない仕組みで、「Payment already received」と表示されます
財布に入れたままタッチしない
公式FAQには、財布やネックストラップに他のICチップ入りカードが一緒に入っていると、読み取り機が別のカードを先に読んでしまい、HOLOカードが反応しないことがあると書かれています。カードは1枚だけ取り出してタッチするのが確実です。HOLOカードだけを入れる小さなパスケースがあると扱いやすくなります。
2時間パスとフェアキャッピング
HOLOカードで払う1回分は「2時間パス」という扱いで、最初のタッチから2時間はバスとスカイラインを乗り換え自由です。さらに、払った金額がそのままパス代として積み上がる「フェアキャッピング」があり、1日に2.5回分(大人7.50ドル)払うとその日は乗り放題、1か月に90ドル分払うとその月は乗り放題になります。前もってパスを買わなくても損をしにくい仕組みです。
ただし、1日・3日・7日パスはフェアキャッピングに加算されません(公式FAQ)。パスを買うか、都度払いで上限に任せるかは、どちらか一方に決めたほうがわかりやすくなります。
パスは「専用の券」ではなく、HOLOカードに載せるものです
1日パスや3日パス、7日パスは、それ専用のチケットが別にあるわけではありません。どれもHOLOカードに追加して使うもので、カード1枚にパスと残高(ストアドバリュー)の両方を持たせられます。公式サイトのマイページにも「パスを追加する」という項目があり、パスと残高が同じカードの中で並びます(HOLOカードのカード管理ページ)。
旅行者が最初に手に入れるときは、パスが最初から入った大人用のHOLOカードを買う形になります。公式サイトの案内では、パス入りの大人用カードを買えるのはワイキキのABCストアとスカイライン各駅の券売機で、その後は「パスが切れたあとも使い続けるには、オンラインか取扱店でチャージしてください」と案内されています(HOLOカード公式 旅行者向けページ(英語))。
つまり、パスが切れてもカードは捨てなくて大丈夫です。3ドル以上をチャージすれば、そのまま普通のHOLOカードとして1回3.00ドルの都度払いで使えますし、次の旅行でまた1日パスや7日パスを足すこともできます。カード自体に有効期限はなく、最低5年はもつとされています(3年間まったく使わないと残高が消える点は前述のとおりです)。
パスと残高が両方入っているときの使われる順番も公式FAQで決まっていて、月パス → 1日パス → 3日パス → 7日パス の順に使われ、そのあとに残高が減ります(公式FAQ)。残高が残っていても、有効なパスがあればそちらが先に使われる仕組みです。
なお、取扱店で足せるパスは店によって違います。公式の取扱店表では、セブン-イレブンやフードランド、タイムズ・スーパーマーケットで扱うのは7日パスや1か月パスなどで、1日パスはABCストアと券売機、3日パスは券売機や公式サイトのアカウントから追加する形になります(取扱店ページ(英語))。
1日上限と24時間パス、どちらが得?
大人はどちらも7.50ドルで同額です(2026年9月時点)。違うのは金額ではなく、乗り放題になる時間の区切り方だけです。
| 1日上限(フェアキャップ) | 24時間パス(1日パス) | |
|---|---|---|
| 値段 | 7.50ドル(払った分が積み上がる) | 7.50ドル(先に支払う) |
| 時間の区切り | 3:00〜翌2:59 | 最初のタッチから24時間 |
| 用意する手間 | 不要。タッチするだけ | ABCストアか券売機で買う |
| 2回しか乗らなかったら | 6.00ドルで済む | 7.50ドル払い切り |
ザ・バス公式は24時間パスを「最初の利用から24時間有効」としています。一方、上限で得られる1日パスについて、HOLOカード公式FAQは「1日に2.5回分の運賃を払うと1日パスが得られ、有効期間は初日の午前3時から翌日の午前2時59分まで」と説明しています。この2つの区切りにもとづくと、判断はこうなります。
- 朝から晩まで同じ日に乗るなら、何も買わずにタッチするだけで十分です。2回で6.00ドル、3回目は上限までの1.50ドルだけ引かれて、そこから先はその日は無料です。2回しか乗らなければ6.00ドルで止まります。先に24時間パスを買っても安くはなりません
- 夕方から乗り始めて翌日の午前も乗るなら、24時間パスが有利です。1日目の17時に最初のタッチをすれば24時間パスは2日目の17時まで使えますが、上限で得た1日パスは2日目の2:59で切れるため、翌朝はまた運賃がかかります
24時間パスを先に持っておきたいときの入手先は、ワイキキのABCストア(1日パス入りの大人用カード)かスカイライン駅の券売機です。公式の取扱店表では、セブン-イレブンやフードランド、タイムズ・スーパーマーケットで足せるのは7日パスや1か月パスで、1日パスは扱っていません。あとから足そうとしても近所の店ではできないことがあります。
非居住者シニアも関係は同じで、24時間パス3.00ドル=1日上限3.00ドル。日をまたぐ乗り方をするときだけ24時間パスが効きます。金額も区切りも変更される場合があるので、乗る前に公式サイトで確認してください。
残高の確認と紛失時
残高は、公式サイトにログインするか、電話(1-808-768-4656、平日7:30〜16:00)で確認できます。読み取り機にタッチしたときも、残高が少なくなると黄色い警告が出ます。
紛失・盗難の扱いは、カードをアカウントに登録しているかどうかで大きく変わります。登録済みの大人用カードなら、公式サイトでロックして2ドルで新しいカードを注文すれば、残高・乗車履歴・フェアキャッピングの進み具合が引き継がれます(移し終わるまで古いカードをアカウントから外さないこと)。未登録のカードは残高が戻りません。割引カードの再発行はトランジット・パス・オフィスでの手続きです(2ドル)。カードを買ったらその場で登録しておくのが、いちばんの保険です。
家族旅行での使い方
子どもの運賃
- 5歳以下: 運賃を払う人1人につき1人まで無料。ただし公式の条件は「座席を占有しないこと」です
- 6〜17歳: ユース運賃の対象。ユース用HOLOカードなら2時間パス1.50ドル、1日上限3.75ドル(現金は1.75ドル)
- ただしユース用カードは、申請書と年齢を証明する身分証明書を持ってサテライト・シティホールかトランジット・パス・オフィスへ行く必要があります。オンライン申請はハワイの公立学校の生徒向けで、旅行者は使えません。短い滞在なら大人用カードが現実的です
1つのアカウントで家族のカードをまとめて管理できます
「家族全員分のカードを1つのアカウントで管理できるのか」——結論はできます。公式FAQには「グループや家族の6歳以上の全員が自分のカードを必要としますが、HOLOcard.netの1つのHOLOアカウントで複数のカードをまとめて管理できます」と明記されています。公式パンフレットにも「家族全員分のカードを追加・管理できる」とあります。
手順は、公式サイトholocard.netでアカウントを作り(必要なのは氏名とメールアドレスだけ)、「Manage Card」からカード裏面のカード番号とセキュリティコードを入力して人数分を1枚ずつ登録するだけです。
まとめて管理できると、全員の残高をひと目で確認でき、カード間で残高を移して「お父さんの分だけ余っている」というムラをならせ、全員分にオートリロードを設定でき、子どもがカードをなくしてもロックして再発行すれば残高と乗車履歴を引き継げます。大人1人がまとめ役になって全員分を自分のアカウントに登録しておくのがおすすめです。なお、パスや乗車履歴の移し替えは電話(1-808-768-4656)が必要な場合があり、英語でのやりとりになります。
スカイラインの改札は幅の広いゲートを
ホノルル市の案内では、5歳以下の子ども連れは端にある幅の広いADA対応の改札を使い、タッチしたあと子どもを先に通してすぐ後ろに続くよう案内されています。ベビーカーやスーツケースがあるときも同じです。駅には係員がいるので、迷ったら声をかけましょう。
バスで回る1日の流れは「ザ・バスで行くカハラ1日モデルプラン」や「ワイキキ〜アラモアナで格安ばらまき土産!1Dayプラン」も参考になります。
シニア旅行での使い方
65歳以上は旅行者でも割引を受けられます
ハワイに住んでいない旅行者でも、65歳以上ならシニア用HOLOカードを作れます。ザ・バス公式には非居住者用とカマアイナ(居住者)用の申請書が別々に用意されていて、非居住者用には「65歳以上であること。政府発行の身分証明書が必要」と書かれています(ザ・バス公式の運賃ページ、非居住者シニア用申請書(PDF))。どの証明書が使えるかまでは書かれていないので、パスポートに加えて、生年月日が分かるほかの身分証明書も持っていくと安心です。
| 非居住者シニアの運賃(2026年9月時点) | 料金 |
|---|---|
| 発行手数料 | 1枚目は無料(再発行は2ドル) |
| 2時間パス | 1.25ドル |
| 24時間パス | 3.00ドル |
| 1日上限 | 3.00ドル |
| 現金(割引カード提示) | 1.50ドル |
大人用の1日上限7.50ドルに比べると、1日あたり最大4.50ドル安くなります。ただし1か月上限・1か月パス・年間パスは、ハワイ居住者(カマアイナ)のみの扱いです。
発行できる場所と、行く前の準備
シニア用カードは、スカイライン駅の券売機でもABCストアでも作れません。公式のライダーガイドにも「駅で買えるのは大人用のパスだけ」と書かれています。作れるのは次の2種類の窓口です。
1. トランジット・パス・オフィス(カリヒ・トランジットセンター、601 Middle Street)
- 営業時間: 月〜金曜 7:30〜16:00、市の祝日は休み
- 写真付きパスの手続きは15:30までに列に並ぶよう案内されています
- ワイキキからは2番・2Lのバス、またはW3(スクール・ストリート経由のワイキキ・エクスプレス)で行けます。スカイラインのカハウイキ駅もすぐそばです(トランジット・パス・オフィスの案内)
2. サテライト・シティホール(アラモアナセンター内の窓口を除く)
- ワイキキから近いのは**ダウンタウン(1041 Nuuanu Ave. Ste. A、月〜金曜 8:00〜16:00)**です
- 新規発行は alohaq.org での事前予約が必要な扱いで、ホノルル市のページでは「予約なしでの当日対応は保証されない」とされています
- HOLOカードの支払いは現金のみです(ホノルル市サテライト・シティホール案内)
シニア旅行での組み立て方
実務的にいちばん大事なのは、割引カードの窓口が平日の日中しか開いていないことです。週末に到着する旅程では、到着日からシニア割引を使うのは難しくなります。
- 到着日から動きたい: まず大人用カードか現金で乗り始め、平日に時間を取れる日に窓口へ
- 滞在が3〜4日以上でバスをよく使う: 窓口までの往復をかけてでも、1日上限3.00ドルの差は効いてきます
- 滞在が短く、バスは数回だけ: 窓口に行く時間を考えると、大人用カードのほうが現実的です
- 申請書は公式サイトから印刷して記入していけます。支払い用に現金(ドル札)も忘れずに
スカイラインの改札には、クプナ(年配の方)や荷物のある方向けに幅の広いゲートが用意されています。郊外まで出かけたい日は、レンタカーや送迎との使い分けも検討してみてください(「ハワイのレンタカーガイド」)。JCBカードをお持ちなら、条件を満たせばワイキキトロリーのピンクラインに乗れる特典もあります(2026年9月時点。対象・条件はリンク先で確認してください。「JCBカードで無料トロリー!ピンクライン アラモアナ1日プラン」)。
よくある質問
Q. 日本にいるうちにHOLOカードを買えますか?
実質的にできません。公式サイトから郵送で注文することはできますが、国外の住所とホテルの住所には発送できないと公式FAQに明記されています。配送にも最大10営業日かかります。現地に着いてから買うのが現実的です。
Q. 家族の分を1つのアカウントでまとめて管理できますか?
できます。公式FAQとパンフレットの両方に、1つのHOLOアカウントで家族・グループの複数カードを管理できると書かれています。ただし1枚のカードで2人分の運賃を払うことはできず、6歳以上は1人1枚が必要です。管理をまとめられるだけで、カードは人数分いります。
Q. ABCストアでチャージできますか?
できません。1日パス付きの大人用カードを売るだけです。チャージはセブン-イレブン、フードランド、タイムズ・スーパーマーケット、スカイライン駅の券売機、公式サイトなどで行ってください。
Q. 空港に着いてすぐ買えますか?
ターミナル内には公式の取扱店がありませんが、隣接するスカイラインレレパウア駅の券売機で大人用カードを買えます。おつりが出ないので、ちょうどの金額を用意しておきましょう。空港からワイキキへのバス(Wライン)は「ザ・バスの乗り方ガイド」をご覧ください。
Q. クレジットカードのタッチ決済でバスに乗れますか?
2026年9月時点では乗れません。公式FAQの「スマホで払えますか?」への回答は「まだです」で、利用規約でもタッチ決済対応は将来の予定として書かれています。HOLOカードか現金を用意してください。
Q. 残ったHOLOカードは次のハワイ旅行でも使えますか?
使えます。カードに有効期限はなく、最低5年はもつとされています。ただし利用規約では3年間まったく使わないと残高が削除される(電話で復活を依頼できる)とされているので、間隔が空きそうなら覚えておきましょう。持ち物の整理は「ハワイ旅行の持ち物リスト」もどうぞ。
まとめ
HOLOカードは、オアフ島のバスと鉄道を1枚でまかなえる便利なカードですが、「売っている場所」と「チャージできる場所」が一致しないのが最大のつまずきどころです。
- ワイキキで手軽に買うならABCストア(1日パス付き・チャージ不可)
- 空港からすぐ使うならスカイライン駅の券売機(大人用のみ・おつりなし)
- チャージはセブン-イレブン、フードランド、タイムズ・スーパーマーケット、券売機、公式サイト。店は多くが現金のみ
- 日本では買えない、車内では買えない・チャージできない、デジタル版もタッチ決済もまだない
- 家族旅行なら、1つのアカウントに全員のカードを登録して残高をまとめて管理
- 65歳以上ならシニア割引が使えるが、窓口は平日の日中のみ
料金・取扱店・窓口の条件は変わることがあります。出発前にHOLOカード公式サイトとザ・バス公式サイトで最新の情報を確認してから、オアフ島の移動を楽しんでください。
ハワイのホテル、決まっていますか?
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