本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。リンク経由でお申し込み・ご購入があった場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。掲載内容は報酬の有無にかかわらず、読者にとって役立つかどうかを基準に選んでいます。
ハワイ旅行の準備で意外と悩むのが「両替はどこで、いくらすればいいの?」という問題です。日本の空港で替えるべきか、ワイキキの両替所のほうがお得なのか、それともクレジットカードがあれば現金はほとんど要らないのか。調べるほど情報がばらばらで、迷ってしまう方も多いと思います。
この記事では、ハワイ州観光局の公式日本語サイトの案内やカード会社・銀行の公表情報をもとに、両替の方法ごとの手数料の仕組み、両替する金額の目安、損をしやすいポイントを整理します(2026年9月時点)。

まず結論:ハワイの両替はこの3つを押さえればOK
- 現金は「少なめ」で十分。ハワイは多くの店でクレジットカードが使えます。州観光局の案内では、日本出発前に1人1日100ドル×2日分程度を用意しておく目安が示されています
- 両替のレートは「どこで替えるか」で差が出る。一般に、日本の銀行・空港やハワイの空港・ホテルは手数料が高め、ワイキキの民間両替所は比較的割安とされています
- 買い物や食事の支払いはカードで、「現地通貨(米ドル)建て」を選ぶ。カードの海外事務手数料はカード会社によって1.6%〜3%台と差があるので、出発前に手持ちのカードの率を確認しておきましょう
「現金は最初の2日分+チップ用の1ドル札」「足りなくなったらワイキキで追加両替かATM」「支払いの大半はカード」という組み合わせが、手間と手数料のバランスをとりやすい方法です。
両替の手数料はどこに含まれている?
両替の「手数料」は、窓口で別に取られるとは限りません。多くの場合、為替レートそのものに上乗せされています。
銀行は毎朝、その日の基準となる「仲値(TTM)」を決め、そこに手数料分を上乗せした「売値」で外貨を売ります。たとえば執筆時点(2026年9月29日)の三菱UFJ銀行の相場では、米ドルの仲値が157.46円だったのに対し、外貨現金の売値は160.26円でした(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表相場、同日11時頃の値)。つまり1ドルあたり約2.8円、率にすると約1.8%が、現金を手に入れるためのコストとして含まれていることになります。
外貨の現金は、輸送や保管、保険にお金がかかるため、どこで両替しても一定のコストは避けられません。「手数料ゼロ」をうたう両替所でも、レートの側に上乗せがあるのが一般的なので、比べるときは「1万円で何ドルになるか」「100ドルを買うのにいくらかかるか」で見るのがポイントです。
両替の方法別:特徴と向いている人
| 方法 | コストの目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 日本の銀行の窓口 | 仲値+数円程度(現金売値) | 事前に落ち着いて準備したい人 |
| 日本の空港の両替所 | 銀行と同程度〜やや高めのことが多い | 出発直前にまとめて済ませたい人 |
| ハワイの空港・ホテル | 割高(州観光局の案内) | どうしても急ぎで現金が必要な人 |
| ワイキキの民間両替所 | 比較的割安(州観光局の案内) | 滞在中に追加で現金が必要になった人 |
| 現地ATM(キャッシング・デビット) | カード会社の手数料+ATM利用料 | 両替所に行く時間を省きたい人 |
| クレジットカード払い | 海外事務手数料1.6%〜3%台 | 支払いの大半(食事・買い物・ホテル) |
※ レート・手数料は2026年9月時点の公表情報や案内をもとにした目安です。為替相場や各社の改定で変わるため、利用前に各社で確認してください。
日本の銀行・空港で両替する
出発前に日本で米ドルを用意しておくと、ハワイに着いてすぐの移動やチップに困りません。銀行の窓口は営業時間内に行く必要がありますが、落ち着いて準備できます。空港の両替所は出発当日に済ませられる手軽さが魅力で、レートは店によって違うので、複数の窓口の表示を見比べるとよいでしょう。
なお、日本で両替すると100ドル札や50ドル札などの高額紙幣が多めになることがあります。ハワイでは高額紙幣を受け取らない小さなお店もあるので、窓口で「20ドル札と1ドル札を多めに」と頼んでおくと現地で使いやすくなります。
ワイキキの民間両替所で両替する
ハワイ州観光局の案内では、ワイキキ周辺には民間の両替ショップが多数あり、空港やホテルより割安とされています。案内に掲載されているのは、たとえば次のようなお店です(2026年9月時点)。
- Currency Exchange International(インターナショナル マーケットプレイス内)
- Pacific Money Exchange(339 Royal Hawaiian Ave)
- ABC Foreign Money Exchange(333 Royal Hawaiian Ave)
- Global Currency(ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート&スパ 2階)
店によってレートや営業時間が違うので、店頭のレート表を見比べてから両替しましょう。両替の際はパスポートの提示を求められることがあるので持っていくと安心です。
ハワイの空港・ホテルで両替する
ダニエル・K・イノウエ国際空港やホテルのフロントでも両替できますが、州観光局の案内ではレートや手数料が割高とされています。着いてすぐに現金がないと困る、という場合の「最後の手段」と考え、必要な分だけにとどめるのがおすすめです。
現地ATMで米ドルを引き出す
ワイキキには、銀行やコンビニなどにATMがたくさんあります。クレジットカードの海外キャッシングや、国際ブランド付きのデビットカードを使えば、必要なときに必要な分だけ米ドルを引き出せます。
ただし、次のコストがかかる点に注意が必要です。
- ATMの利用料: ATMの運営会社が数ドル程度を請求することが多く、金額は引き出し前に画面に表示されます
- キャッシングの利息: クレジットカードのキャッシングは借り入れなので、返済日までの日数分の利息がかかります。帰国後に繰り上げ返済できるカードもあります
- カード会社の手数料: デビットカードは海外事務手数料がかかります。キャッシングは手数料の扱いがカード会社ごとに異なります
何度も少額を引き出すとATMの利用料がかさむので、引き出すなら回数を減らしてまとめてが基本です。キャッシングを使う予定なら、出発前にカードのキャッシング枠が設定されているか、暗証番号(PIN)を覚えているかを確認しておきましょう。ATMは人通りの多い場所や店内のものを選び、夜間の利用は避けると安心です。

クレジットカード払いの手数料と注意点
海外事務手数料はカード会社で差がある
海外でクレジットカードを使うと、米ドルの利用額が日本円に換算されるとき、基準レートに「海外事務手数料(事務処理コスト)」が上乗せされます。この率はカード会社によって違います。下の表は、率の低い例と3%台の例として2社を載せたものです。
| カード会社(ブランド) | 上乗せされる率(2026年9月時点) | 出典 |
|---|---|---|
| JCB(JCBが発行するカード) | 1.60% | JCBのよくあるご質問 |
| 三井住友カード(Visa・Mastercard) | 3.63% | 三井住友カード「海外でのご利用にあたって」 |
2024〜2025年にかけて、多くのカード会社がこの手数料を3.63%〜3.85%に引き上げています(Impress Watch の解説記事)。同じ国際ブランドでも発行会社によって率が違うので、手持ちのカードの率は会員サイトやよくある質問で確認してください。
たとえば1,000ドル分をカードで払った場合、率が1.6%なら上乗せは16ドル分、3.63%なら36.3ドル分です。滞在中の支払いをまとめてカードにする人ほど、この差が効いてきます。JCBが発行するカードについては「JCB CARD Wの特典まとめ」でハワイでの使い方も紹介しています。
一方で、ハワイではJCBが使えないお店もあります。ローカルのお店や屋台ではVisa・Mastercardのみということも珍しくないので、国際ブランドの違うカードを2枚以上持っていくと安心です。Visaのカードを探している方は「三井住友カード ゴールド(NL)」の記事も参考にしてください。
「日本円で払いますか?」には米ドルを選ぶ
ハワイのお店やATMでは、カード払いのときに「日本円で支払うか、米ドルで支払うか」を聞かれることがあります。これは「DCC(Dynamic Currency Conversion)」と呼ばれる、お店側が独自に提供するサービスです。
日本円を選ぶとその場で円の金額が確定して分かりやすいのですが、三井住友カードの案内では、カード会社で円に換算する場合に比べて割高になる可能性があるとされています。特にこだわりがなければ、「USD(米ドル)」を選ぶのが基本です。伝票やレシートに「JPY」と書かれていたら、サインする前に米ドル建てにできないか確認しましょう。
円換算は利用日ではなく「処理日」のレート
カードの円換算は、実際に使った日ではなく、カード会社に売上データが届いた日などのレートで行われます。三井住友カードの案内では、利用日から2〜4日後が目安とされています。ホテルのデポジット(保証金)のように、チェックアウト後に金額が確定するものもあるので、帰国後に明細を確認する習慣をつけておきましょう。
いくら両替すればいい?現金が必要な場面
ハワイでは、ホテル・レストラン・ショッピングセンター・ABCストアなど、ほとんどの場面でカードが使えます。それでも現金があると安心なのは、次のような場面です。
- ホテルのポーターや客室清掃へのチップ(1ドル札。相場は「ハワイのチップ相場と払い方」で解説しています)
- ファーマーズマーケットや屋台、小さなローカル店
- カードが使えないトラブル時の予備
目安としては、州観光局の案内どおり1人1日100ドル×2日分を日本で用意し、滞在が長い人や現金払いの多い予定がある人は、ワイキキの両替所やATMで追加する方法が無理がありません。家族旅行なら全員分をまとめて1人が持つのではなく、2人以上に分けて持つと紛失や盗難のときのリスクを減らせます。
ザ・バスの運賃は現金でも払えますが、おつりが出ません。乗る機会が多いなら、交通ICカードの「HOLOカード」を用意しておくと小銭の心配がなくなります。
米ドルの紙幣と硬貨
ハワイの通貨は米ドルです。州観光局の案内によると、紙幣は1・5・10・20・50・100ドルの6種類、硬貨は1ドル・25セント・10セント・5セント・1セントがあります。紙幣はどれも同じ大きさで色も似ているため、財布の中で金額ごとに分けて入れておくと支払いのときに慌てません。
余った米ドルはどうする?
帰国時に米ドルが余ったら、次の選択肢があります。
- 次のハワイ旅行やアメリカ旅行のために取っておく: 再両替すると手数料が二重にかかるので、また行く予定があるならこれがいちばん無駄がありません
- 日本の銀行や空港で日本円に戻す: 紙幣は買い取ってもらえますが、買い取りのレートは仲値より低く設定されています。外国の硬貨は買い取りの対象外になっていることが多いので、硬貨は現地のお店で使い切るのがおすすめです
- 帰国日に使い切る: 空港の売店や最後の食事で、端数の現金を使い切る方法もあります(帰国日の過ごし方は「帰国日のアラモアナセンター」も参考にどうぞ)
なお、現金や小切手などを合計1万ドルを超えて持ち込む場合は、アメリカ入国時に申告が必要です。詳しくは「ハワイの入国審査ガイド」をご覧ください。
旅行前にやっておきたいお金の準備
- 手持ちのカードの海外事務手数料とブランドを確認: 率の低いカード、ブランドの違うカードを組み合わせると安心です
- カードの暗証番号(PIN)を確認: ハワイでもICカードの決済やATMでPINを求められることがあります
- キャッシング枠の有無を確認: ATMで引き出す予定がある場合。枠の設定には審査や日数がかかることがあります
- 出発前に1人2日分程度の米ドルを用意: 20ドル札と1ドル札を多めに
- カード会社の緊急連絡先を控えておく: 紛失・盗難時にすぐ止められるよう、カードとは別の場所にメモしておきます
持ち物全体のチェックは「ハワイ旅行の持ち物リスト」でまとめています。
よくある質問
Q. 日本とハワイ、両替はどちらがお得ですか?
一概には言えません。州観光局の案内では、ハワイの空港やホテルは割高、ワイキキの民間両替所は割安とされています。日本の銀行・空港はその中間くらいのことが多いですが、店やその日のレートで変わります。着いてすぐ使う分は日本で、追加分は現地で比べて、と分けて考えると失敗しにくいです。
Q. 現金はまったく持っていかなくても大丈夫ですか?
おすすめしません。チップや一部のローカル店、カードの読み取りトラブルなど、現金が必要になる場面はあります。少額でも米ドルを持っておくと安心です。
Q. ハワイで日本円は使えますか?
一部の日本人向けのお店を除き、基本的には使えません。支払いは米ドルかカードで行う前提で準備しましょう。
Q. 両替とカード払い、結局どちらが安いですか?
手持ちのカードの海外事務手数料によります。たとえば率が1.6%のカードなら、銀行の外貨現金の売値(2026年9月29日時点で仲値の約1.8%上乗せ)と同程度か、やや低い水準です。3%台のカードなら、率だけで見ると現金両替のほうが有利なこともあります。ただし現金は持ち歩きや紛失のリスクがあるので、手数料だけでなく安全面も含めて使い分けるのが現実的です。
Q. デビットカードやプリペイドカードは使えますか?
VisaやMastercardなどの国際ブランドが付いたものなら、多くのお店で使えます。ただし、ホテルのチェックインやレンタカーではデポジット(保証金)の仮押さえがあり、デビットカードだとその分が口座から一時的に引き落とされることがあります。ホテルやレンタカーにはクレジットカードを使うのが無難です。
まとめ
ハワイの両替は、出発前に1人2日分程度(約200ドル)を日本で用意し、足りなければワイキキの両替所かATMで追加、支払いの大半はクレジットカードで米ドル建て、という組み合わせが基本です。ハワイの空港やホテルでの両替は割高とされているので、必要な分だけにとどめましょう。
カードの海外事務手数料はカード会社によって1.6%〜3%台と差があります(2026年9月時点)。手数料だけでなく、使えるお店の多さやブランドの組み合わせも考えて、ハワイに持っていくカードを選んでください。チップ用の1ドル札もお忘れなく。