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ワイキキを歩いていると、大きな看板の「ROSS」の前で、両手に袋を提げた人を見かけることがあります。ロス・ドレス・フォー・レス(Ross Dress for Less)は、ブランドの服や靴、バッグ、雑貨を割引価格で売っている、アメリカのオフプライスストアです。
「本当に安いの?」「ワイキキ店とアラモアナ店、どっちに行けばいい?」「どうやって探せば掘り出し物が見つかる?」と気になる人も多いはずです。この記事では、ロス公式の店舗情報やアラモアナセンターの店舗案内をもとに、旅行者向けの使い方をまとめました(2026年10月時点)。記事内の写真は撮影当時のもので、売り場の配置や品ぞろえは現在と異なる場合があります。

まず結論:ロスはこう使うと楽しい
- ワイキキに泊まるならワイキキ店が近い。シーサイド・アベニュー沿いにあり、月〜木は夜11時半まで開いています
- アラモアナセンターにも店舗がある。1階のオールドネイビーの近くで、センターでの買い物のついでに寄れます
- 品ぞろえは店ごと・日ごとに違う。ロス自身が「ほぼ毎日」新しい商品が入ると案内しているので、「あの商品が必ずある」とは考えず、宝探しのつもりで回るのがコツです
- 返品はレシートがあれば30日以内。ただ旅行者は帰国すると返品に行けないので、買う前にサイズと傷を確かめましょう
- ワイキキのノードストローム・ラックは2026年7月に閉店。ブランドのアウトレット品を比べたいなら、ワードビレッジの T.J.マックスとノードストローム・ラック、アラモアナのマーシャルズも候補です
ロス・ドレス・フォー・レスとは?
ロスは、アメリカ全土に店舗がある「オフプライスストア」のチェーンです。百貨店や専門店で売られているブランドの服、靴、バッグ、アクセサリー、キッズ用品、インテリア雑貨、キッチン用品などを、通常より安い価格で売っています。

ロスの公式サイトでは、バイヤーが世界中で人気ブランドや流行の商品を探し、メーカーと直接交渉して仕入れていること、新しい商品が「ほぼ毎日」入ることを紹介しています(ロス公式「About Us」(英語))。いわゆるアウトレットモールとはちがい、決まったブランドのお店が並んでいるわけではありません。いろいろなブランドの商品がひとつの売り場に集まっているのが特徴です。
一方で、ロスではオンラインでの買い物はできません。商品はすべて店頭で買う仕組みで、在庫もサイズや色ごとには管理していないと公式の FAQ に書かれています(ロス公式「Contact Us」の FAQ(英語))。ほしい商品があるかは、実際にお店に行ってみないとわからないということです。
ワイキキ店とアラモアナ店の違い
旅行者が行きやすいのは、ワイキキ店とアラモアナ店の2つです。
| ワイキキ店 | アラモアナ店 | |
|---|---|---|
| 場所 | ワイキキ中心部、シーサイド・アベニュー沿い | アラモアナセンター1階(オールドネイビーの近く) |
| 住所 | 333 Seaside Ave. | 1450 Ala Moana Blvd. Space 1043 |
| 営業時間(月〜木) | 8:00〜23:30 | 9:00〜22:30 |
| 営業時間(金〜日) | 8:00〜22:30 | 8:30〜22:30 |
| 向いている使い方 | ホテルの行き帰り、夕食後の買い物 | アラモアナセンターでの買い物のついで |
出典: ロス公式の店舗検索(英語)、アラモアナセンター公式の店舗一覧(英語)(2026年10月23日確認)。祝日や年末年始は営業時間が変わることがあるので、行く日の時間は公式の店舗検索で確かめてください。
ワイキキ店
ワイキキの中心部、シーサイド・アベニュー沿いにある店舗です。2011年10月に、かつての映画館「ワイキキ3シアター」の跡地に、約4万平方フィート(約3,700平方メートル)の旗艦店として開業しました(Hawaii News Now(2011年10月6日・英語)、Honolulu Star-Advertiser(英語))。


月〜木曜日は朝8時から夜11時半まで開いているので、日中は海やツアーで過ごして、夕食のあとに寄るといった使い方ができます。ホテルから歩いて行ける人が多いのも便利なところです。
アラモアナ店
アラモアナセンターの1階、オールドネイビーの近くにある店舗です。センター内のターゲットやマーシャルズとあわせて回れるので、帰国前のまとめ買いの日に組み込みやすいです。アラモアナセンターのフードコートや、最終日の過ごし方は「アラモアナセンターのフードコート」「帰国前日のアラモアナセンター」にまとめています。

ワイキキからアラモアナへは、ザ・バスやトロリーで行けます。乗り方は「ザ・バスの乗り方ガイド」や「ワイキキトロリー完全ガイド」を参考にしてください。
オアフ島のそのほかの店舗
ロスの公式の店舗検索では、オアフ島に12店舗が出てきます(2026年10月時点)。ワイキキとアラモアナ以外で、旅行中に寄りやすいのは次のような店舗です。
| 店舗 | 住所 | 寄りやすい場面 |
|---|---|---|
| カハラ店 | 4211 Waialae Ave.(カハラモール) | カハラ方面へ出かける日 |
| ホノルル ニミッツ店 | 500 N. Nimitz Hwy. | 空港やダウンタウン方面へ向かう日 |
| パールリッジ店 | 98-1005 Moanalua Rd.(アイエア) | パールハーバー観光の帰り |
| ハワイカイ店 | 333 Keahole St. | ハナウマ湾など東海岸へのドライブ |
| カポレイ店 | 4450 Kapolei Pkwy. | コオリナ方面に泊まるとき |
このほか、パールシティ、エヴァビーチ、ミリラニ、カネオヘ(2店舗)にも店舗があります。営業時間は店舗ごとに違うので、ロス公式の店舗検索(英語)で確かめてから出かけましょう。カハラ方面へのバスの旅は「ザ・バスで行くカハラ1日モデルプラン」で紹介しています。
掘り出し物の探し方
「あったらラッキー」の気持ちで、売り場を広く見る
ロスの品ぞろえは店舗によっても日によっても変わります。同じ店でも、前の日にあった商品が次の日にはなくなっていることもあります。特定のブランドや商品を目当てに行くより、「何か良いものがあったらラッキー」くらいの気持ちで、売り場を広く見て回るほうが楽しめます。

ロスは売れ行きのよくない商品を定期的に値下げしていると案内しています(ロス公式 FAQ(英語))。気に入った商品があっても、次に来たときに残っているとは限りません。旅行中に何度も行けないなら、迷ったときはその場で決めるのがおすすめです。
値札の「比較価格」は目安として見る
ロスの値札には、ロスでの販売価格のほかに、比較のための価格が書かれていることがあります。ロスの説明では、これは同じか似た商品が百貨店や専門店でつい最近売られていた価格とされています。ただし、参考情報としての表示で、比較先の価格は変わることがあるとも書かれています(ロス公式「Comparison Pricing」(英語))。
割引率だけで判断せず、「この値段なら日本で買うより満足できるか」を自分の感覚で考えると、買ってから後悔しにくくなります。
買う前にサイズ・傷・付属品を確かめる
アメリカの服や靴はサイズの表記が日本とちがいます。同じ表記でもブランドによって大きさが変わるので、服は試着して確かめるのが安心です。

また、オフプライスストアの商品は、たくさんの人が手に取ったあとのものもあります。小さな汚れやほつれ、靴の左右のサイズちがい、バッグの付属品がそろっているかなど、レジに持っていく前にひととおり見ておきましょう。

雑貨・キッチン用品の売り場ものぞく
ロスは服や靴だけでなく、キッチン用品、インテリア雑貨、タオル、スーツケースなどの売り場もあります。ハワイらしい柄のキッチン雑貨などが見つかることもあり、自分用のお土産選びにも向いています。こちらも品ぞろえは時期や店舗で変わるので、店頭で探してみてください。

ロスで買い物するときの注意点
返品はレシートがあれば30日以内。でも旅行者は帰国前に
ロスでは、使用・着用・お直しをしていない商品なら、レシートがあれば購入から30日以内に、支払った方法で返金してもらえます。カードで払った場合は、同じカードへの返金になり、そのカードを持っていく必要があります。レシートがない場合は写真付きの身分証が必要で、返金ではなくストアクレジット(店で使える金券)か交換になります。水着と下着は、元のタグが付いていないと返品・交換できません(ロス公式「Contact Us」(英語)、2026年10月時点)。
ただ、旅行者は帰国してしまうと返品に行けません。返品が必要になったときのために、レシートは旅行中なくさないように取っておきましょう。帰国の前日などに買うときは、とくに念入りに確かめてから買うのがおすすめです。
値札は税抜き。会計で税金が加わる
ハワイの値札は基本的に税抜きで、会計のときに税金が加わります。お店が客に上乗せできる税の上限は、オアフ島で4.712%です(ハワイ州税務局「County Surcharge」(英語))。ハワイの税や免税の仕組みは「ハワイに免税はある?」にまとめています。
袋は有料。エコバッグを持っていく
ホノルル市(オアフ島)の条例では、お店がレジで渡せる袋は紙袋や再利用できる袋などに限られ、1枚15セント以上の料金をとることになっています(ホノルル市「Plastic Bag Ban」(英語))。服や靴をまとめて買うとかさばるので、大きめのエコバッグを持っていくと便利です。エコバッグの選び方は「ハワイのエコバッグ」をご覧ください。
帰りのスーツケースの重さに気をつける
ロスで服や靴、雑貨を買い足していると、帰りのスーツケースは思った以上に重くなります。航空会社の預け荷物には重さの上限があり、超えると追加料金がかかることがあります。ホテルを出る前に重さを量っておくと、空港のカウンターで慌てずに済みます。
スーツケースに入りきらなくなったときのために、折りたためるボストンバッグを1つ入れておくのもおすすめです。行きは小さくたたんでおき、帰りに買ったものを詰めて機内持ち込みや預け荷物にできます。
日本に帰るときは、海外で買ったものの合計額が免税範囲(1人20万円まで、など)を超えると税金がかかることがあります。くわしくは税関「海外旅行者の免税範囲」で確かめてください。
ノードストローム・ラック閉店後、比べたいお店
ワイキキのクヒオ通りにあったノードストローム・ラックは、2026年7月27日に閉店しました(Honolulu Star-Advertiser(2026年6月26日・英語))。ワイキキで手軽にブランドのお買い得品を探せるお店は、いまはロスが中心です。ほかのオフプライスストアとくらべたいときは、次のお店も候補になります。
| お店 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| ロス・ドレス・フォー・レス | ワイキキ、アラモアナセンターほか | ワイキキから歩いて行ける。夜遅くまで開いている |
| マーシャルズ | アラモアナセンター1階(エヴァウィングの近く) | T.J.マックスと同じグループのオフプライスストア |
| T.J.マックス | ワードビレッジ(1170 Auahi St.) | 服や靴、バッグ、雑貨のオフプライスストア |
| ノードストローム・ラック | ワードビレッジ(1170 Auahi St.) | 百貨店ノードストロームのオフプライス店。ワード店は営業中 |
| ワイケレ・プレミアム・アウトレット | オアフ島中部(ワイケレ) | ブランドごとのアウトレット店が並ぶ。ワイキキから車で渋滞がなければ30分前後 |
出典: アラモアナセンター公式の店舗一覧(英語)、ワードビレッジ公式「East Village Shops + South Shore Market」(英語)、Honolulu Star-Advertiser(英語)(2026年10月23日確認)。営業時間は各店の公式サイトで確かめてください。
ワードビレッジの T.J.マックスとノードストローム・ラックは同じ一画にあり、アラモアナセンターからも近いので、アラモアナでの買い物とあわせて回れます。決まったブランドの商品をじっくり選びたいなら、ワイケレ・プレミアム・アウトレットのほうが向いています。行き方は「ワイケレ・プレミアム・アウトレットの行き方」にまとめています。
よくある質問
Q. ロスの商品は本物?
ロスは百貨店や専門店で扱われているブランドの商品を、メーカーなどから仕入れて販売しているチェーンです。ただし、売られている商品はブランドの正規店とは品ぞろえが異なり、アウトレット向けやシーズン落ちの商品も含まれます。
Q. ネットで在庫を調べたり、取り置きしたりできる?
できません。ロスはオンライン販売をしておらず、サイズや色ごとの在庫も管理していないと案内しています(ロス公式 FAQ(英語))。気になる商品は店頭で探しましょう。
Q. 日本のクレジットカードは使える?
一般的なクレジットカードで支払えますが、日本で発行したカードがすべて使えるとは限りません。念のため、国際ブランドのちがうカードを2枚以上持っていくと安心です。
Q. ワイキキ店とアラモアナ店、どちらがおすすめ?
ワイキキに泊まっているなら、歩いて行けて夜遅くまで開いているワイキキ店が便利です。アラモアナセンターで買い物をする日なら、センター内のアラモアナ店とマーシャルズをあわせて回ると、くらべながら選べます。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめの人
- 服や靴、バッグを、お手ごろな価格で探したい人
- 宝探しのように売り場を見て回るのが好きな人
- ワイキキで、夕食のあとに買い物をしたい人
おすすめしない人
- 決まったブランドの決まった商品を確実に買いたい人(ブランドの正規店やアウトレットのほうが向いています)
- 旅行の日程に余裕がなく、買い物の時間を短くしたい人(売り場が広く、探すのに時間がかかります)
まとめ
ロス・ドレス・フォー・レスは、ワイキキから歩いて行けて、夜遅くまで開いているオフプライスストアです。品ぞろえは日によって変わるので、「掘り出し物があったらラッキー」くらいの気持ちで、売り場を広く見て回るのが楽しむコツです。
- ワイキキ店はシーサイド・アベニュー沿い、アラモアナ店はアラモアナセンター1階
- 買う前にサイズ・傷・付属品を確かめ、レシートは取っておく
- 値札は税抜き、袋は有料。エコバッグを持っていく
- ほかのお店とくらべるなら、マーシャルズ(アラモアナ)、T.J.マックスとノードストローム・ラック(ワードビレッジ)も
営業時間は変わることがあるので、出かける前にロス公式の店舗検索(英語)で確かめてから行きましょう。お土産をまとめて買うなら「ハワイのターゲット」、旅の予算の目安は「ハワイの物価」もあわせてどうぞ。
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